こんにちは、Mk-Ⅱです。
今回のテーマもズバリ『仮組み』です!!
そして、仮組みの集大成として、
MGを作ります( ゚Д゚)!!
では、第14弾のガンプラはこちら!!
『MG MSM-07S シャア専用ズゴック』です。
MGでダボ処理!!
スペック
MG MSM-07S シャア専用ズゴック
『ジオン公国』の量産機で水陸両用MS『ズゴック』の『シャア・アズナブル』専用機。
型式番号「MSM-07S」のSは指揮官専用機であることを示し、S型とよばれる。
量産型と比較して、ジェネレータや機動性の強化、軽量化されている。
アイアン・ネイルやメガ粒子砲、240mmミサイルを装備するなど、従来のジオンのMSとは桁違いのパワーを持っている。
シャア専用ズゴックは『ジャブロー攻略戦』で登場します。
『ウッディー大尉』が『ファンファン』に搭乗して、シャア専用ズゴックに突撃していくところは印象的な場面です。
- 名称:MG 1/100 シャア専用ズゴック
- シリーズ:MG[Master Grade]
- 原作:機動戦士ガンダム
- スケール:1/100
- 発売日:2003年11月
- 希望小売価格:¥3,300(税込)
- 購入価格:¥2,430(税込)
2003年ということは15年前のガンプラになります。
今でもアマゾンのランキング上位に入っていることも多いですし、続々再販されている人気のガンプラです。
パーツリスト
- Aパーツ:イロプラ(スチロール樹脂:PS)
- B,Cパーツ:レッド(スチロール樹脂:PS)
- D,E,Fパーツ:ダークブルー(スチロール樹脂:PS))
- Gパーツ:ブラック(合成ゴム:TPE)
- H,Iパーツ:グレー(ABS樹脂:ABS)
- Jパーツ:ホワイト(スチロール樹脂:PS)
- マーキングシール
- ガンダムデカール
- 説明書
以上が『MG シャア専用ズゴック』のパーツリストです。
これまで組み立てたMGと比べるとパーツ数は少なめです。
しかし、1つ1つのパーツが大きなうえに、パーツの色が赤系統なのでゲート跡が目立ちやしないかちょっと心配です。
『MG シャア専用ズゴック』のパーツで特徴的なのが、合成ゴムでできたGパーツです。
説明書を見た感じですと、関節のつなぎ目で使うのかなといった感じです。
他にも、劇場用ポスターに描かれていたといわれる幻の4本ツメのパーツもついています。
こういった小技が効いているのがMGのいいところだと思います。
レシピ
- 仮組み
- ゲート処理:アートナイフPRO NEW!!、ポリッシャーPRO NEW!!
- ヤスリがけ:#320 ⇒ #800
- スミ入れ:極細油性ペンタイプ
今回は『仮組み』の集大成なので、これまで実践してきた『ダボ処理』のすべてを駆使して組み立てます。
また、それとは別にゲート処理用に以下の2つの道具を購入しました。
『アートナイフ プロ/オルファ』
『Mr.ポリッシャーPRO/GSIクレオス』
内部フレーム
インナー胸部
今回は説明書通りではなく、『内部フレーム』の組み立てから行いたいと思います。
MGでは外装だけではなく、内部フレームのみでも組み立ることのできる構造となっています。
ここで『仮組み』をしておくと、外装の取りはずしが可能となり、より一層ガンプラを楽しむことができます。
というわけで、『インナー胸部』から始めます。
頭部にある240mmミサイルの存在感がすごいです。
この状態では、外装がないのでコックピットのシャアがむき出しの状態になっています。
ジオンのMSといえば、やはり『モノアイ』です。
MG ズゴックのモノアイは左右120度ほどの可動域があります。
写真のエアインテーク(ダクト)の部分にも可動ギミックがあります。
左が下向き、右が上向きにしたときの写真です。
パーツを1枚1枚はめ込むことで完成しますが、このタイプのパーツは一度はめ込んでしまうとなかなかばらすことができません。
ばらすことができないとなるとヤスリがけやスミ入れなどの後処理が難しくなりますし、仮組みをしあとしてもパーツがゆるくなりやすいので、こういった場合は仮組みを行わない方が無難です。
インナー腕部
次は『インナー腕部』です。
ツメの部分とかダークブルーの配色はカッコいいのですが、どこからどうみてもまるで芋虫!
その芋虫感を演出しているのが、写真の可動ギミックです。
この可動ギミックにはパーツリストで紹介した合成ゴムのパーツが使用されています。
写真のように各パーツにある穴にゴムパーツを通し、それぞれのパーツを連結させます。
写真左側が通常版の3本ツメ、右側が劇場版ポスターに登場する幻の4本ツメです。
個人的には4本ツメの方が締まって見えるので好きです。
この白いツメの部分は2つのパーツから構成されています。
パーツ同士の噛み合わせが悪いのかすぐに外れてしまうので接着剤でくっつけてあります。
インナー腰部
『インナー腰部』です。
胸部とのジョイントにほんの少し可動域が生まれます。
このジョイント部分を合成ゴムのパーツで覆うことで、連結部が表から見ることができなくなりすっきりとした印象に変わります。
足部
次は『足部』です。
これを内部フレームといっていいのか悩みましたが、足がなければ立たせることも出来ないので内部フレーム部門とすることにしました。
写真ではわかりにくいと思いますが、足部の可動域を撮ってみました。
足の甲の部分を左右に動かすことができます。
インナー脚部
内部フレームの最後は『インナー脚部』です
思っていたよりも脚が長いです。
インナー腕部にもあった合成ゴムの紐状のパーツを使用した連結部分です。
腕部と同様に、可動域は絶望的です。
この膝の部分(矢印)はダボ処理を失敗したところです。
この失敗のせいか膝を曲げ伸ばしするとパーツがズレてしまいます。
ダボ処理のやり過ぎと可動負荷のコンボが原因ではないかと思います。
改善できなかったので最終的に接着剤でつけました。
内部フレーム完成
『内部フレーム完成』しました。
以前より内部フレームのみで組み立ててみたかったのでかなり満足です。
胸部
ここからは外装の部分の組み立てとなります。
外装パーツはそれほど数が多いわけではありませんが、1つ1つのパーツが大きいので表面の処理がちょっと大変です。
最初は『胸部』から組みます。
シャア・アズナブルのパーソナルカラーであるサーモンピンク鮮やかです。
写真左側はモノアイのある頭部の外装です。
白く囲ってある部分は、細く薄いので白化させないよう注意です。
写真右側はコックピットの開閉ギミックです。
各パーツ間の隙間が広くて目立つのが少し気になります。
バックパック
『バックパック』です。
角度的に上の写真では見えないのですが、ディテールという形でプロペラがついています。
また、バックパックは外装を外すことができ、内部の様子もみることができます。
ただ、今回は何も処理していないのでお見せできません汗
腕部
次は『腕部』です。
写真右側では、腕を最大限まで曲げています。
肘の部分はそれなりに曲がりますが、腕全体でみると可動域は残念な感じです。
他にも気になる点がもう1点。
ツメのあるパーツが外れやすいところです。
上半身
胸部、バックパック、腕部と合体して『上半身』の完成です。
ジオンのMSは骨太なので腕だけでも起立できます。
胸部と腕部のジョイント部分がちょっときつめなのでそこだけは注意したいところです。
腰部
今度は『腰部』です。
腰部の外装部分はパーツ自体の完成度がちょっといまいちでした。
細かいところがささくれていたりと難点が多くありました。
脚部
『脚部』です。
写真からもわかるように腕部と同様に可動域は残念としかいいようがありません。
脚部全体の可動域不足を補うためか足首の可動域は広めになっています。
下半身
腰部、脚部と合体させて、『下半身』の完成です。
注意するところは、腰部と脚部のジョイント部分です。
ここは、胸部と腕部のジョイント以上に固い。
合成ゴムパーツも間に挟むので、かなり繋げにくかったです。
合体
最後に上半身と下半身を『合体』させます。
古いジオンのMSらしくかなりゴツイです。
全体のバランスがいいので見た目はかなりいい感じです。
完成
そして、遂に『完成』です!
今後、色々としてみたいので今回もデカールはナシです。
せっかくなので3本ツメと4本ツメで色々とポージングしてみました。
可動域は少ないですが、動きのある感じが思っていたよりも出せたMSでした。
今回購入した道具
購入した道具を紹介します。
ゲート処理用の道具を購入しています。
アートナイフプロ[157B]
- メーカー: オルファ
- 定価:1,382円(税込)
- 購入価格:1,188円(税込)
3種類の替え刃がついているのでそれぞれ試しみてにゃ!
Mr.ポリッシャーPRO[GT07]
- メーカー:GSIクレオス
- 定価:1,944円(税込)
- 購入価格:1,361円(税込)
スポンジ研磨材 ウルトラファイン[5084]
- メーカー:3M
- 定価:238円(税込)※1枚あたりの計算
- 購入価格:338円(税込)
カッティングマットA3 [CM-452G]
- メーカー:NTカッター
- 定価:1,950円(税込)
- 購入価格:1,819円(税込)
あとがき
最後まで読んで頂きありがとうございました。
これにて『MG シャア専用ズゴックを作ってみたよ』は終了です。
今回は仮組みの集大成として『MG シャア専用ズゴック』に挑戦しました。
それほど仮組みには触れていませんが、上の写真のようにちゃんと仮組みをしてから組み立ててます。
仮組みの集大成にどのガンプラを選ぶか非常に悩みました。
これまではHGでしか仮組みをしていなかったので、パーツ数の多いMGでというのはすでに決めてました。
その中でもズゴックを選んだのはパーツ数が少ないだろうと予測してのことです。
で、肝心の仮組みはというとMGでもまぁまぁうまく出来ました。
”仮組みってこんな感じ”というのがなんとなく掴めてきたので、次は自分なりにまとめてみたいと思います。
で、今回購入したゲート処理用の道具についてです。
最初は『アートナイフ プロ/オルファ』です。
以前購入したタミヤのデザインナイフも悪くなかったのですが、どうもしっくりきません。
そこでインターネットでデザインナイフについて調べてみました。
他の道具については、好みの問題なのか様々な種類の道具が紹介されています。
しかし、デザインナイフにに関してはアートナイフ一択といっていいくらい多くの方から紹介されています。
そんなにいいのか( ゚Д゚)!!
ということで、すぐに東急ハンズで購入しました。
早速、使ってみると…
これはいいナイフだ( ゚Д゚)!!
手にしっくりとおさまり、切れ味がすごくいいです。
多くの人に使われている理由がよくわかりました。
こいつはおすすめです( ゚Д゚)!!
それからもう1つ、『Mr.ポリッシャーPRO/GSIクレオス』。
ヤスリがけが大変だよー( ゚Д゚)!!
という怠け根性全開で購入したのがこちらの道具です。
素晴らしいことにこちらは電動でヤスリがけができます。
こいつで一度ヤスリがけすればそれでおしまいということもなく、一通り自分でもヤスリがけをしなければならないのですが、それでもかなり効率的にヤスリがけができます。
こちらもなかなか悪くなかったです。
話は変わって、少し前に気が付いたのですが、
ブログ開設祝1周年( ゚Д゚)!!
ガンプラ製作は時間が掛かります。
記事数はそれほど多くありませんが、あっという間に1年が過ぎました。
それほどガンプラは面白い( ゚Д゚)!!
ということです。
今後も頑張って更新していきますのでよろしくお願いします。
それでは♪
完成品の写真はこちら☞