ジークジオン!!Mk-Ⅱです。
今回で第6弾のガンプラです。
しかし、まだガンダムシリーズか連邦のMGしか作っていません。
ジオンのMSも作りたい( ゚Д゚)!!
ということで、第6弾のガンプラは、こちら!!
『MG シャア専用ザクⅡver.2.0』です。
ジオンのMSを作る!!
スペック
MG MS-06S シャア専用ザクⅡVer.2.0
『ジオン公国軍』の主力量産型MSである『ザクⅡS型』をカスタマイズした『シャア・アズナブル』の専用機です。ピンクがかった赤い独特のカラーリングとMSの卓越した操縦技術からシャアは『赤い彗星』と呼ばれます。
あんなに派手で戦場で狙われないのか?とか、本当に3倍なのか?とか、気になるところ満載です。
- 名称:MG 1/100 MS-06S シャア専用ザクⅡ Ver.2.0
- シリーズ:MG[Master Grade]
- 原作:機動戦士ガンダム
- スケール:1/100
- 発売日:2007年5月26日
- 希望小売価格:¥3,850(税込)
- 購入価格:¥2,835(税込)
シャア専用といえば、鮮やかなピンク寄りの赤。
この独特のカラーリングがどのように再現されているのでしょうか?
パーツリスト
- Aパーツ:イロプラ(スチロール樹脂:PS)
- B,C,D,Eパーツ:ピンク(スチロール樹脂:PS)
- F,G,Hパーツ:グレー(ABS樹脂:ABS)
- I,Jパーツ:グレー(スチロール樹脂:PS)
- Kパーツ:ピンク,グレー(スチロール樹脂:PS,ポリエチレン:PE)
- Lパーツ:レッド(スチロール樹脂:PS)
- PC-200パーツ:グレー(ポリエチレン:PE)
- パイプスプリング
- マーキングシール
- ガンダムデカール
- 説明書
箱を開けるとまず目に入ってくるのは『赤』!
超派手です。
そして、気になるのがKパーツで特殊な加工になっています。
他にもパイプスプリングがあったり、何に使うのか全く予想ができません
レシピ
- ゲート処理
- ヤスリがけ:金属 ⇒ #320 ⇒ #800
- スミ入れ:シャープペンタイプ
- デカール貼り
レシピは前回同様です。
マイクロナイフの切れ味が悪くなったので、もっと使いやすいものがないかとこちらを購入してみました。
『細幅彫刻刀(平刀)/WAVE』。
マイクロナイフ 平刃小のの反省を活かして、刃先の大きなものを選んでみました。
胸部
では、取り掛かります。
スタートは『胸部』からです。
写真はコックピットのギミックです。
背面のレバーを動かすことで、写真のように座席が左右に移動します。
こちらの写真は先ほどパーツリストで触れたKパーツで、こいつがかなり問題です。
赤矢印で示した部分に向けてビーズのようなピンクのパーツをスライドさせると真ん中の写真のようなパーツが出来上がります。これを2つ作り、胸部の左右に付けたのが写真の右側です。
写真(左)からもわかるようにスライド前のビーズはそれぞれゲートで固定されています。
ゲートはカットしてしてしまえばいいので、そこは特に問題ありません。
問題は別のところにあります。
ビーズを通ず軸には凸凹があり、ビーズが抜けにくくなるような加工がしてあります。
なので、ビーズをスライドさせるにはその凸凹を通す必要があります。
これにはかなり力がいります。
手がめっちゃ痛くなります( ゚Д゚)!!
動力ポンプの組み立てに苦戦しましたが、なんとか胸部が完成しました。
改めてみるとド派手なピンク色でした。
これならインパクト大です。
これだけ目立つと赤いモビルスーツを見た連邦兵が恐れるのも無理はない気がしてきました。
でも、
シャアの赤ってこんな色でしたっけ( ゚Д゚)??
頭部
続きまして『頭部』です。
頭に生えているツノは指揮官を象徴したものとのことです。
そして、ここにも動力ポンプがあります。
胸部よりもさらに細かいパーツなので苦戦すること間違いなしです。
MGなので、当然動くだろうとは思っていました。
ザクのモノアイの動きは劇中でもインパクトのあるシーンですので、ここは外せないところでしょう。
指揮官用のツノにも工夫がしてあり、3タイプにパーツ変更可能です。
異なるタイプのツノや、ツノを付けていない一般の兵士バージョンのザクにすることもできます。
腕部
『腕部』です。
ザクの両腕はシールドとショルダータックル用のトゲトゲのついた肩アーマーでそれぞれ武装されています。写真のように肩のパーツも可動でき、指先に至るまで繊細な動きが可能です。
上半身
胸部、頭部、腕部と組み立てて『上半身』の完成です。
組み立て開始時に感じた色の違和感はすっかりなくなりました。
脚部
今度は下半身に移ります。
『脚部』です。
わりと力を加える必要があったうえに組み立てが難しく、壊れないか少しヒヤヒヤしました。
その繊細な構造のおかげで、写真のように足首を前後に動かすことができます。
完成した脚部です。
ここでもビーズをスライドさせるKパーツが使われています。
ただし、これまでとは違い、ランナーではなくスプリングにビーズを通します。
さらに柔らかい動きをするスプリングを使うことで可動域がより広くなっています。
こんなポイントになるところなのに写真は撮っていませんでした。
レビューなのに大失敗です。
腰部
続いて『腰部』です。
何の変哲もない普通の写真なのですが、左右を比較すると右下の赤いパーツ(赤矢印)が動いているのがわかるでしょうか?
なぜこのようにパーツを動かすのかよくわかりませんが、理由がわかったら追記します。
下半身
脚部、腰部を組み合わせて『下半身』の完成です。
先ほど紹介したスプリングビーズがいい仕事しています。
合体
上半身と下半身を『合体』させます。
陳腐な感想しか出てきませんが、
ザク、やっぱりカッコいい( ゚Д゚)!!
装備品
本体は完成しましたが、まだまだ組み立ては続きます。
『装備品』です。
- 『ザク・マシンガン』(左上)
- 『ヒートホーク』(右上)
- 『ザク・バズーカ』(下)
どれもザクを代表する有名な武器です。
ザク・マシンガンとザク・バズーカの完成度はなかなか高いです。
しかし、残念なのがヒートホークで、組み立てがなく1つのパーツで完結します。
1つのパーツで完結する加工技術はそれはそれですごいことですが、せめて刃の部分は色の違うパーツを使ってほしかったです。
自分で塗装できればよいのですが、まだ出来ないのでいずれは・・・と、思っています。
リフト
武装を組み立てて、はい!終了と思ったら、まだ続きがありました。
『リフト』です。
これはコックピットにシャアが乗るときに使ってるやつです。
シャアを上手く立たせることが出来ずに苦戦しましたが、頑張ってシャアを乗せてみました(写真右)。
はしごもちゃんと動くし、ディテールも申し分ありません。
デカール
組み立てが終わり、最後の作業の『デカール』貼りです。
今回もシールタイプのものと摩擦で転写するタイプのものが付属しています。
シールタイプは多少慣れたのですが、転写タイプは相変わらず苦手です。
特にシャアザクは曲面が多かったので、難易度が高く感じました。
完成
全ての工程が終了しました。
『完成』です。
完成のポーズです。
前から感じてましたが、ポーズを取らせるのがちょっと苦手です。
今回購入した道具
購入した道具を紹介します。
自分に合う道具を見付けるのはなかなか難しいです。
HG細幅彫刻刀(平刀)刃幅2.0mm [HT-413]
- 名称:メーカー:WAVE
- 定価:810円(税込)
- 購入価格:566円(税込)
ジグソーパズル型スポンジ研磨材 細目[O-11B]
- メーカー:3M/ミネシマ
- 定価:518円(税込)
- 購入価格:361円(税込)
あとがき
最後まで読んで頂きありがとうございました。
これにて『MG MS-06S シャア専用ザクⅡVer.2.0を作ってみたよ』は終了です。
今回は、初めてジオンのMSに挑戦しました。
せっかくなので、シャア専用ザクⅡVer.2.0のポイントについて語ってみたいと思います。
シャアといえば、『赤』です。
この独特のカラーリング、最初はどうなることかと不安になるくらいの激しい赤色でした。
原作ではド派手な赤一色のイメージだったのですが、組み上がりに不自然さはなく赤でカッコよくまとまっています。
今回、苦戦したポイントは2つありました。
1つめは、『Kパーツ』です。
何度も紹介していますが、動力ポンプを構成するパーツになります。
ビーズのスライドさせるためにビーズを力技で滑らせていくのですが、とにかく力が必要です。
ニャンプラ本部長のいうように、ランナーの凸凹をあらかじめ削っておくと、スライドしやすくていいと思います。
文章で説明するとわかりにくいですが、実際にみたらこれのことか!!となると思います。
参考にしてみてください。
2つめは、『デカール貼り』です。
もともと摩擦して転写するタイプのデカールをMk-Ⅱは苦手としています。
が、今回は曲面が多かったのでさらに難しかったです。
ジオンの紋章などの大きなデカールを曲面に貼ろうとするとデカールがちぎれちゃいます。今後の課題です泣
以上、『MG シャア専用ザクⅡVer.2.0』を作るときに感じたポイントです。
さて、次は何を作ろうかなぁー♪
お楽しみ♪
完成品の写真はこちら☞