こんにちは、Mk-Ⅱです。
よりカッコいいガンプラを目指して!
今回からは『仮組み』に力を入れたいと思います。
仮組みの初実践にチョイスした第10弾のガンプラはこちら。
『HGUC RMS-179 ジムⅡ』です。
仮組みを簡単に説明すると、”分解できる状態に組むこと”をいいます。
初めて仮組みに挑戦するため、今回は仮組み状態のガンプラがゴールになります。
仮組みに挑戦!!
スペック
HGUC RMS-179 ジムⅡ
『地球連邦軍』の主力量産機MS『ジム』の発展型です。
『Zガンダム』で登場するジムⅡはすでに旧式扱いされ、『やられ役』として活躍します。
主に搭乗したパイロットは『地球連邦軍』、『ティターンズ』、『エゥーゴ』の一般兵です。
個人的な印象ですが、やぼったい感じの『ジム』、マッチョな『ジムⅢ』と違い、スマートに洗練された『ジムⅡ』が一番好きです。
- 名称:HGUC 1/144 RMS-179 ジムⅡ
- シリーズ:HGUC[High Grade Universal Century]
- 原作:機動戦士Zガンダム
- スケール:1/144
- 発売日:2011年10月09日
- 希望小売価格:¥1,540(税込)
- 購入価格:¥?(ヤフオクまとめ買い)
今回もヤフオクまとめ買いです。
HGUCのZガンダムセットを購入したときのガンプラです。
パーツリスト
- Aパーツ:イロプラ(スチロール樹脂:PS)
- Bパーツ:レッド(スチロール樹脂:PS)
- C1,C2パーツ:グレー(スチロール樹脂:PS))
- D1,D2パーツ:ホワイト(スチロール樹脂:PS)
- SB6パーツ:イエロー(スチロール樹脂:PS)
- PC-001Aパーツ:グレー(ポリエチレン:PE)
- マーキングシール
- 説明書
パーツ数はそれほど多くありません。
今回のゴールは仮組みなので、短時間で組み立てられそうです。
パーツに特徴はありませんが、ジムⅡはデカールがすごい。
これまでのHGだとおまけシール程度のデカールがついているだけでしたが、えらく立派なデカールが付属しています。
レシピ
- ゲート処理:ケロロニッパー NEW!!
- ダボ処理 NEW!!
『仮組み』をテーマにしているので、レシピはシンプルです。
使用する道具はニッパーのみです。
ゲート処理は、ランナーからパーツを切り離し、残ったゲートを軽く処理する程度にしました。
次の工程が、今回のポイントとなる『ダボ処理』です。
ダボ処理とは、仮組みで一度組んだガンプラをバラしやすくするための処理です。
ダボ処理には色々な方法があります。
今回は上図のように凸部(ピン)を短くカットする方法を実践したいと思います。
また、より優れたニッパーを求めて『ケロロニッパー/ゴッドハンド』を購入しました。
胸部
説明書通りに作ります。
最初は『胸部』です。
シンプル構造なので組み立ては簡単でした。
ゲート処理やヤスリがけをせずに組むガンプラは初めてなので、不思議な感じです。
こちらは初挑戦のダボ処理の写真です。
『思い切ってやれ!』とどこかで読んだたような気がするので、思い切りやってやりました。
しかし、
やり過ぎました( ゚Д゚)!!
バックパックの部分です。
本来のピンの長さの3/5以上は切ってしまった気がします。
一応、パーツをはめることはできますが、かなり緩いです。
さらに失敗を重ねていきます。
今度はバックパックのバーニア部分です。
ここでもダボ処理を行っていますが、写真の左側のバーニアは明らかに切り過ぎです。
これではパーツの固定もままんりません(写真右側)。
最悪、接着してしまえばよいのですが、これは失敗です。
頭部
次は『頭部』です。
一応、仮組みはうまくできたと思います。
しかし、目の部分のクリアパーツはどうしようかと悩みました。
こういったはめ込むタイプのパーツは仮組みした方がいいのか?
悩みます。
腕部
『腕部』です。
こちらも順調に仮組みできました。
仮組みをするときに気を付けなければならないパーツを発見しました。
ダボ処理で凸部の先がパーツの凹部を通り抜けて、外装の一部になるパターンです。
このパターンでピン先を切ってしまうと、パーツが欠損した状態になってしまいます。
組み立てたらどうなるのかを想像しながらダボ処理を行う必要がありそうです。
胸部、頭部、腕部と合わせて『上半身』の完成です。
胸部の腕部のジョイント部分がちょっと固いなと感じました。
ここはヤスリがけをきつめにかけて調整する、といったことを仮組みでは行います。
脚部
次は『脚部』です。
最初の写真は『足』の部分です。
この頃には、ダボ処理にも慣れてきた感じがあります。
ピンを1/2~1/3の間くらいでカットするとちょうどいいのかなと思います。
これで『脚部』の完成です。
腕部同様、脚部の可動域も狭いです。
あとは、組んでいる際中に脚部は合わせ目になりそうなところが多いなと感じていました。
しかし、最後まで組んでみると、合わせ目をうまく隠すことのできる構造になっていました。
ヤスリがけなどの処理をしながら組み立てていると、ここは隠れるからヤスリがけはいらなかったななどと思う場面がこれまでくありました。
先に仮組みをしておくと、無駄だった作業を省くことができそうです。
腰部
『腰部』です。
コメントをさせてくれないくらいシンプルな構造です。
仮組みするときに気を付けるのは、股関節のジョイント部分くらいでしょうか。
腰部と脚部を合わせて『下半身』の完成です。
下半身はスミ入れ箇所が多いので、仮組みしたタイミングでチェックしておきます。
下半身まで組んで気付いたのですが、足首のジョイント部分が構造的に弱そうな感じがします。
それなのにはめ込むところは固めなので、力を入れ過ぎると根元から折れそうでちょっと怖いです。
上半身と下半身を合わせて本体の完成です。
何も処理していないので、安っぽいおもちゃにしか見えません。
この無加工の状態から表面処理を行って、最終的にどう変化するのか楽しみです。
装備品
最後は『装備品』です。
- ビーム・ライフル(左から)
- ビーム・サーベル
- シールド
HGUCのジムⅡは、ビーム・サーベルは1本しか持っていません。
柄が1つしかなく、バックパックに装備してあるものと共用なので付け替えが必要です。
完成
HGUC ジムⅡの仮組みが『完成』です。
ビーム・サーベルとビーム・ライフルを装備してポーズを決めてみました。
今回購入した道具
購入した道具を紹介します。
今回購入したものは、どれも仮組みで大活躍の道具でした。
ケロロニッパー[GH-KRN-125]
- 名称:メーカー: ゴッドハンド
- 定価:1,296円(税込)
- 購入価格:1,100円(税込)
パーツ・オープナー[HT-196]
- 名称:メーカー:WAVE
- 定価:380円(税込)
- 購入価格:324円(税込)
あとがき
最後まで読んで頂きありがとうございました。
これにて『HGUC RMS-179 ジムⅡを作ってみたよ① 仮組み編』は終了です。
どうにか仮組みでガンプラの完成です。
ゲート処理やヤスリがけ、スミ入れをしていないので、あまり時間を掛けずに完成です。
といっても、まだ仮組み段階なので、見た目は本当におもちゃです。
上の写真は『やられ役』の量産機らしく、真っ二つにしてみたわけではありません。
ダボ処理が原因です。
色々とポーズを取っていたら、腰の部分の連結が弱くなってしまいました。
さて、今回は『仮組み』に重点をおいてつくりましたのでおさらいといきます。
ダボ処理には色々な方法がありますが、今回は上の図の方法を試してみました。
ダボの凸側を短くカットするという、ニッパーさえあればできる簡単な方法です。
最初はカットする加減がわからずに緩くなってしまった箇所がいくつかありましたが、繰り返すうちにコツを掴みました。
凸部の1/2~1/3ほどをカットするのが良いです。
凸部のには様々な形があるので、紹介してみます。
上の写真は定番?の凸部のダボ処理です。
細長いピンなので、それほど難しくはないと思います。
ほかにもこれらのタイプの凸部も多いと思います
写真の左側は、四角いタイプのピンです。
バックパックで失敗したバーニアの凸部はこのタイプでした。
正直なところ、切る必要があったのか?とも思います。
写真の右側は、太いタイプのピンです。
細いピンと同様にカットします
しかし、ピンが太いのでニッパーで押し潰してしまう可能性があります。
潰してしまったピンは形が変わってしまうので、パーツをはめたときに凹側の部分を白化させてしまうこともあります。
これで仮組みがなんとかできるようになりました。
しかし、ガンプラは一度組んだものが簡単にばらせないような構造になっています。
この構造を『スナップフィット』といい、簡単に組むことができるガンプラの特徴でもあります。
仮組みをしていてもばらすのには苦労します。
そのうえ、破損してしまう可能性も大です。
そこでこんな道具を用意しています。
『パーツオープナー/WAVE』です。
これはガンプラをばらすときに使用します。
使い方は簡単です。
先端を合わせ目に差し込んで、少しずつパーツ間の隙間を広げてパーツをバラします。
パーツオープナーを使用することで、一か所に強い力が掛かりにくいので破損することなくばらすことができます。
仮組みについて感じたことは以上になります。
試行錯誤しながらもう少し深堀りしてみたいと思います。
あとがきが非常に長くなってますが、最後にもう1つ。
『ケロロニッパー』についてです。
最初に購入したミネシマの『プラモデルニッパー』のバネが破損してしまいました。
使い勝手は悪くなかったので再度購入でもよかったのですが、もっといいニッパーはないかと調べてみたところ、目を付けたのがこちらのニッパーです。
インターネット上でも評価が高く、値段もお手頃なのでこれは是非とも試したいと購入しました。
耐久性はこれからですが、切れ味は問題なさそうです。
今後はケロロニッパーで頑張ります!
長くなりましたので、ここでおしまいです。
次回は『仕上げ編』に入りたいと思います。
ではでは。
仕上げ編はこちら☞
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