こんにちは、Mk-Ⅱです。
久々の製作レポです。
今回も『ゲート処理』をメインにしてガンプラを作ります。
ゲート処理の研究は前回でひとまず終わりにする予定でした。
しかし、やり残しというか、気になるところがあります。
『アルティメットニッパー』は最上級の切れ味をもつニッパーです。
使用することでゲート処理の効率はグーンと上がりました。
しかし、ふと気になりました。
それなりに成果の出たゲート処理の方法ですが、
果たしてアルティメットニッパーなしでも通用するのか( ゚Д゚)??
では、第18弾のガンプラはこちらです!!
『HGUC MSN-00100 百式+メガバズーカランチャー』です。
アルティメットニッパーなしでゲート処理する!!
スペック
HGUC MSN-00100 百式+メガバズーカランチャー
百式は『クワトロ・バジーナ』(シャア・アズナブル)が駆る金色に輝くMSです。
その詳細は以前に紹介していますので、今回は割愛します。
今回は『メガバズーカランチャー』仕様の百式なので、そちらにクローズアップしたいと思います。
メガバズーカランチャーは『バストライナー砲』を発展させた大型メガ粒子砲です。
その大きさは百式と同等で、移動のためのスラスターを装備しています。
諸説ありますが、メガバズーカランチャーは一撃で多数のMSを撃破できる破壊力があります。
しかし、膨大なエネルギーの消費による長時間のチャージが必要なため、連射することができません。
- 名称:HGUC MSN-00100 百式+メガバズーカランチャー
- シリーズ:HGUC[High Grade Universal Century]
- 原作:機動戦士ガンダムZ、機動戦士ZZガンダム
- スケール:1/144
- 発売日:2004年7月5日
- 希望小売価格:¥1,980(税込)
- 購入価格:¥?(ヤフオクまとめ買い)
以前製作した『MG百式Ver.2.0』はゴールドメッキ仕様でそれはそれは苦戦しました。
かなり古いガンプラですし、HGなので今回はそんなに心配しなくても大丈夫かな?
パーツリスト
- A×2パーツ:ゴールド(スチロール樹脂:PS)
- B,Dパーツ:イロプラ(スチロール樹脂:PS)
- Cパーツ:グレー(スチロール樹脂:PS)
- Eパーツ:ブルー(スチロール樹脂:PS)
- PC-120パーツ:グレー(ポリエチレン:PE)
- シール
- ガンダムデカール
- 説明書
以上が『HGUC百式+メガバズーカランチャー』のパーツリストです。
ABCパーツが百式本体、DEパーツがメガバズーカランチャーを構成しています。
箱がの大きさのわりにはパーツ数はそれほど多くないようです。
それからAパーツの形成色であるゴールド?
メッキ仕様ではないので普通に処理できますが、なんともいえない色合いをしています。
レシピ
- 仮組み
- ゲート処理
- ランナーからニッパーでパーツの切り離し
- 薄刃ニッパーでゲートをカット
- デザインナイフでゲート跡を整える
- #800で全体をヤスリがけ
- コンパウンド:粗目
- コンパウンド:細目
- コンパウンド:極細
- スミ入れ
- デカール貼り
基本的な組み方は前回同様です。
違うのは”アルティメットニッパーを封印している”ということ。
今回はこのニッパーを使っています。
胸部
スペックでも紹介した通り、今回は百式本体とメガバズーカランチャーに分かれます。
説明書通りに『百式』から組み立てます。
最初は『胸部』からです。
胸部とバックパックはパーツで繋がっているので今回はセットになっています。
ランナーが3つだけということもあって、胸部を構成するパーツが極端に少ないです。
しかし、ちゃんと百式っぽい感じになっているのが不思議です。
上の写真は、フレキシブルバインダーを装備した状態です。
バインダーとバックパックの接続部、バインダー本体に可動域があります。
腕部
次は『腕部』です。
腕部のパーツ数もかなり少なめです。
上の写真は、ショルダーアーマーの可動部分です(矢印)。
ダボ処理で攻めすぎたので片側がゆるゆるです。
最初はあまり気にしていませんでしたが、ゆるゆるが他のパーツに干渉して肘の可動の邪魔をします。
ゆるくなった部分に接着剤を塗って補強してみましたが、あまり効果はありませんでした。
頭部
『頭部』です。
まだデカールを貼るつもりがないので、目の部分はそのままになっています。
特筆すべき特徴はありませんが、写真を見ても分かるように合わせ目が目立ちまくりです。
上半身
胸部、腕部、頭部と組み立てて『上半身』の完成です。
ランナーが3つだけというところが心配でしたが、ちゃんと百式になりました。
気になっていたゴールド?の形成色もそんなに違和感はありません。
腰部
今度は『腰部』です。
オーソドックスなタイプの腰部です。
背面に2本のビーム・サーベルを装着することができます。
しかし、この2本のビーム・サーベルはただの飾りで刀身を付けることはできません。
脚部
『脚部』です。
脚部もやっぱりシンプルで、可動域もあまり広くありません。
なんかせっかくのムーバブルフレームが残念な感じです。
下半身
腰部と脚部を組み合わせて『下半身』の完成します。
やはり全体的に可動があまり良くない感じです。
合体
上半身と下半身の『合体』です。
少ないパーツ数で組んだわりには立派な百式です。
以前に組んだMGよりもバランスがいいように思います。
装備品
次は『装備品』です。
- クレイ・バズーカ(上)
- ビーム・ライフル(下)
ビーム・ライフルの横に転がっているのは、専用の持ち手です。
それっぽい感じに人差し指を伸ばしていますが、ビーム・ライフルとの噛み合わせはあまりよくありません。
百式の武器といえば、クレイ・バズーカ。
上の写真のように背中に装備することもできます。
『ビーム・サーベル』×2です。
腰部の背面に装備しているのは張りぼてで、この黄色の棒がビーム・サーベルになります。
持ち手の部分までクリアパーツになっているのはちょっと残念です。
メガバズーカランチャー
最後は『メガバズーカランチャー』です。
括り的には装備品なのですが、今回の主役なので別枠で紹介します。
百式本体と同等のサイズなので、
まぁ、とにかくデカい( ゚Д゚)!!
上の写真は、砲撃時の形態です。
砲身を伸ばしているので全長もかなり大きいです。
スラスターによる移動が可能な移動形態です。
百式は砲身の下にある取っ手に掴まり、ぶら下がるようにして移動します。
上の写真のように、砲身を伸び縮みさせることができます。
移動形態時にはスラスター(写真中・右)に、砲撃する時はグリップ(写真左)に変形します。
スラスターをグリップにするのは構造的に問題ないのかがちょっと気になるところです。
完成
『完成』しました。
最初の写真は百式のみでポーズを決めています。
可動域とか構造はいまいちでしたが、全体的なバランスは悪くありません。
この状態にセットするのは非常に苦労しましたが、なんとかそれっぽくなりました。
あとがき
最後まで読んで頂きありがとうございました。
これにて『HGUC MSN-00100 百式+メガバズーカランチャーを作ってみたよ』はこれでおしまいです。
一番くじ騒動でエンジョイしていたので久しぶりの更新となってしまいました。
なるべく更新できるように頑張ってましたが、ちょっと忙し過ぎてダウンしてました。
さて、今回は『ゲート処理』のやり残しがテーマです。
基本的なゲート処理の手法に変わりがありませんが、これはクリアしておかなければならないことが見付かりました。
それは、
アルティメットニッパーの封印( ゚Д゚)!!
です。
ニッパー界のレジェンド?といわれる『アルティメットニッパー』は、一度使うと戻れない極上の切れ味をもつニッパーです。
普段使いには少々高額過ぎるニッパーですが、Mk-Ⅱもこのニッパーのお世話になってます。
この素晴らし過ぎるニッパーを使うと、ゲート処理はこれだけで十分ではないかというくらいによく切れます。
しかし、これまで研究したゲート処理は
このニッパーのおかげなのでは( ゚Д゚)!?
ふと気になりました。
ということで、このゲート処理で問題がないのか?
ということを確認するために、今回はアルティメットニッパーを封印しました。
使用したのは冒頭でも紹介したタミヤの薄刃ニッパーです。
こちらも高性能なニッパーには違いないのですが、アルティメットニッパーは特別です。
結果はというと…
ゲート処理は成功です( ゚Д゚)!!
これまでの手法でうまくできました。
ちなみにこれまでの手法とは以下の通りです。
- 仮組み
- ゲート処理
- ランナーからニッパーでパーツの切り離し
- 薄刃ニッパーでゲートをカット
- デザインナイフでゲート跡を整える
- #800で全体をヤスリがけ
- コンパウンド:粗目
- コンパウンド:細目
- コンパウンド:極細
- スミ入れ
- デカール貼り
アルティメットニッパーと比較すると、どうしてもゲート跡が残るのでデザインナイフをうまく使いこなすことが求められますが、それでもなんとかうまく出来ました。
時間は少々掛かってしまいましたが、確認しておいてよかったです。
色々とタメになりました。
では、次回予告です。
まだまだ技術的には拙いですが、ゲート処理の研究はこれで一旦終了します。
次回のガンプラはゲート処理の集大成としてMGに挑戦します。
それと同時にゲート処理についてまとめてみます。
年内は忙しいので次の更新も遅くなりそうですが、よろしくお願いします。
それでは♪
完成品の写真はこちら☞