こんにちは、Mk-Ⅱです。
『スミ入れ』をテーマにガンプラ製作に励んでいます。
スミ入れとは、”モールド(溝)などに色を付けることで陰影が強調され、立体感を出す手法”を指します。
拙いなりにもモールドを彫り直して、スミを入れる処理をしてきました。
しかし、『スミの色』について考えたこともありませんでした。
では、第28弾のガンプラです。
『HGUC MSZ-010 ZZガンダム』です。
スミ入れの色について考える!
スペック
HGUC MSZ-010 ZZガンダム
『機動戦士ZZガンダム』で主人公『ジュドー・アーシタ』が搭乗するMSです。アナハイム・エレクトロニクス社によって開発された『エゥーゴ』の試作可変型MSで、Zガンダムの後継機とされています。
某大戦ゲームの影響か、Zガンダムは高機動でスマート、ZZガンダムは超火力で重装備という印象を持っていました。
しかし、ZZガンダムはZガンダムよりも機動出力の高いMSで、超火力も相まってジュドー以外のパイロットでは操縦できないほどのオーバースペックなMSでした。
しかも、ZZガンダムは『合体・分離・変形』ができます。
『コア・ファイター』、『コア・トップ』、『コア・ベース』、『Gフォートレス』といった様々形態での運用が可能です。
- 名称:HGUC MSZ-010 ZZガンダム
- シリーズ:HGUC[High Grade Universal Century]
- 原作:機動戦士ガンダムZZ
- スケール:1/144
- 発売日:2010年06月09日
- 希望小売価格:¥2,530(税込)
- 購入価格:¥?(福袋)
福袋に入っていたガンプラです。
ZZガンダムは好きなMSなのでガッツポーズでした。
パーツリスト
- Aパーツ:イロプラ(スチロール樹脂:PS)
- Bパーツ:ブルー(スチロール樹脂:PS)
- Cパーツ:レッド(スチロール樹脂:PS)
- D,E×2パーツ:ホワイト(スチロール樹脂:PS)
- Fパーツ:グレー(ABS樹脂:ABS)
- Gパーツ:グレー(スチロール樹脂:PS)
- SB1パーツ:クリアピンク(スチロール樹脂:PS)
- PC-132ABCパーツ:グレー(ポリエチレン:PE)
- シール
- 説明書
以上が、『HGUC ZZガンダム』の箱の中身です。
特に変わったパーツはありませんが、合体・分離・変形するだけあってボリューム感があります。変形などがどのような形で再現されているのか注目したいと思います。
レシピ
- 仮組み
- ゲート処理
- 薄刃ニッパー
- デザインナイフ
- ヤスリがけ:#800
- コンパウンド:粗目
- コンパウンド:細目
- コンパウンド:極細目
- モールド彫り直し
- スミ入れ:流し込みタイプ
- デカール貼り
基本的な組み方はこれまでと同様です。
今回は『スミの色』に注目します。
流し込みタイプのスミ入れペンで販売されているのは、ブラック、グレー、ブラウン。
これらをパーツの色によって以下のように使い分けたいと思います。
- ホワイト系:グレー
- レッド、ブルー:ブラウン
- イエロー、グレー:ブラック
なんとなく直感で組み合わせてみました。
ホワイト系にグレーでスミ入れをした時がどのようになるのか楽しみです。
コア・ファイター
説明書の通り、最初は『コア・ファイター』から組み立てます。
これまでのコア・ファイターとは見た目が大きく異なり、かなりカッコいいです。
ZZガンダムは『コア・ブロック・システム』を採用しているので、コア・ファイターはコックピットへと変形することができるのですが、このキットではそこまで再現されていません。
コックピット型にはなりませんが、変形のための機構が備わっています。
写真のように、変形時ではコア・ファイターのジェット部分の位置が微妙に変わります。
胸部
次は『胸部』です。
変形時には写真の右側のようになります。
変形するには、装甲を一度外して別の場所に付け替える必要があります。
頭部
『頭部』です。
シールの貼り方が上手くいかず、ガンダムフェイスが軽く崩壊しています。
ZZガンダムといえばこれ( ゚Д゚)!!
ハイメガ・キャノンは、ZZガンダムといえども一発でガス欠になる超高出力メガ粒子砲のことです。コロニー・レーザーの20%の破壊力があるといわれています。
腕部
次は『腕部』です。
色々とゴテゴテ付いていますが、可動域は極普通な感じです。
肩は『ショルダースラスターアーマー』を装備しています。
装甲強化だけでなく、機動性を向上させる役割ももっています。
両方の腕部に装備してあるの『ウィングシールド』です。
変形時にはコア・トップやGフォートレスの主翼となります。
ぱっと見貧弱そうにも見えますが、非常に強固なシールドです。
写真は変形時の腕部です。
ショルダースラスターを回転させたり、シールドを動かしたリ、手を噴出口に付け替えるなどしてこの形態になります。
脚部
『脚部』です。
一見、ゴツく見えるので動きは悪そうな感じがしますが、可動域には特に問題はなさそうです。
腰部
次は『腰部』です。
装甲の前面は可動式、背面は腰部に固定、側面は脚部に装着されます。
下半身
脚部と腰部を合体させて『下半身』です。
下半身は腰部と脚部が1セットとなって変形します。
まずは、上の写真のように3つに分解されます。
足部は変形時には出番がありません。
パーツの向きを変え、装甲を付け替えて、噴出口を取り付けるなどして、最終的に写真のような形態になります。複雑な変形だったように感じましたが、終わってみれば難しくはなかったです。
バックパック
『バックパック』です。
写真左側がZZガンダムに背負われている状態、右が変形中のバックパックです。
こちらはバックパック先端にある『ミサイルポッド』です。
3×7のマイクロミサイルを搭載しています。
合体
各部位を『合体』させます。
複雑な変形をするガンプラなので全体のバランスが気になっていましたが、問題はなくカッコいいと思います。
装備品
ここからは『装備品』です。
最初の写真は『ハイパー・ビーム・サーベル』です。
通常のビーム・サーベルの1.5倍の長さで、数倍の威力があるとのこと。
バックパックにハイパー・ビーム・サーベルを装着した状態にするとジェネレータに直結し、ビーム砲の『ダブル・キャノン』として使用できます。
こちらの写真は『ダブル・ビーム・ライフル』です。
子供の頃は、”ダブル・ビーム・ライフル、カッコよすぎ!!”と思っていたのですが、いざガンプラとして組み立てるとなんか…“これじゃない感”が。
ダブル・ビーム・ライフルは変形時にはコックピットとして活用されます。
高火力のビーム・ライフルをコックピットにする鬼仕様となっています。
完成
ZZガンダム、『完成』です。
むっちりとしていますが、立ち姿がなかなかよいです。
上から順に『コア・トップ』、『コア・ベース』、『Gフォートレス』です。
かなり複雑な変形だと思うのですが、変形の難易度は低めです。
しかし、変形の代償なのか可動域が絶望的です。
武器を構えることすら難しいです。
今回購入した道具
購入した道具を紹介します。
ガンダムマーカー 流し込みスミ入れペン グレー[GM303]
- メーカー: GSIクレオス
- 定価:220円(税込)
- 購入価格:187円(税込)
あとがき
最後まで読んで頂きありがとうございました。
これにて『HGUC MSZ-010 ZZガンダムを作ってみたよ』はこれでおしまいです。
写真は合体時(左)と分離時(右)の不要パーツを収納する様子を収めたところです。
使わないパーツって管理に困るものです。
収納用のパーツを用意するなんて…
さすがバンダイ( ゚Д゚)!!
さて、今回は『スミの色』に注目しました。
これまでスミ入れは黒一色で行っていました。
しかし、黒一色だと、
けっこうくどい( ゚Д゚)!!
そこでパーツの色によってスミの色を使い分けることにしました。
使用したのは以下の3つのスミ入れペンです。
『ガンダムマーカー 流し込みスミ入れペン/GSIクレオス』のブラック、グレー、ブラウンです。
- ホワイト系:グレー
- レッド、ブルー:ブラウン
- イエロー、グレー:ブラック
パーツとスミの色の組み合わせは上記のようにしました。
ZZガンダムのパーツカラー限定ですが、この組み合わせで問題ないように思います。
特に白とグレーの組み合わせが自然な感じがしてよかったです。
なぜ今まで気付かなかったのか( ゚Д゚)!!
スミ入れペンが3色しかないので選択肢は少ないのですが、今後もスミの色を意識してスミ入れをしたいと思います。
それでは♪
完成品の写真はこちら☞