こんにちは、Mk-Ⅱです。
ブログのリニューアル作業がほぼ終わりました。
ようやくガンプラを組むことができます。
しかし、久しぶり過ぎてガンプラの組み方を忘れているような気がします。
そこで今回はガンプラの組み方をおさらいしたいと思います。
では、第32弾のガンプラはこちらです!!
『HGUC RMS-099 リックディアス(クワトロ・バジーナカラー)』です!
ガンプラ製作のおさらいをする!
スペック
HGUC RMS-099 リックディアス(クワトロ・バジーナカラー)
『リック・ディアス』は『機動戦士Zガンダム』に登場します。
反地球連邦組織『エゥーゴ』の量産機であり、初のオリジナルモビルスーツです。
装甲にガンダリウムγを採用していることから『γガンダム』と名付けられましたが、”その外見は先代のガンダムに申し訳ない”というクワトロによりリック・ディアスと名付けられました。
クワトロ機はシャア・アズナブルのパーソナルカラーである赤を基調として塗装されています。
一般機は黒を基調としていましたが、エゥーゴの兵士たちもクワトロの活躍にあやかって赤に塗装した結果、赤のカラーリングが正式なカラーとなりました。
- 名称:HGUC RMS-099 リックディアス(クワトロ・バジーナカラー)
- シリーズ:HGUC[High Grade Universal Century]
- 原作:機動戦士Zガンダム
- スケール:1/144
- 発売日:2002月08月05日
- 希望小売価格:\1,320(税込)
- 購入価格:¥?(ペイペイフリマまとめ買い)
20年近く前のガンプラです。
ガタイのいいMSのイメージがあるので、完成品は大味な感じになるのでは?と予想してます。
パーツリスト
- Aパーツ:イロプラ(スチロール樹脂:PS)
- Bパーツ:ガンダムカラーレッド(スチロール樹脂:PS)
- Cパーツ:ガンダムカラーブラウン(スチロール樹脂:PS)
- Dパーツ:ガンダムカラーグレー(スチロール樹脂:PS)
- PC-111パーツ:グレー(ポリエチレン:PE)
- 説明書
以上が、『HGUC リックディアス(クワトロ・バジーナカラー)』の箱の中身です。
ランナー6枚は若干少なめのボリューム感です。
特に変わったパーツはありません。
一般的なHGと違いがあるとすれば、ガンダムシールが付属していないところです。
といっても、HGのシールの数はたかが知れているので完成度にはあまり影響しないかなと考えています。
レシピ
- 仮組み
- ゲート処理
- 薄刃ニッパー
- デザインナイフ
- ヤスリがけ:#800
- コンパウンド:粗目
- コンパウンド:細目
- コンパウンド:極細目
- モールド彫り直し
- ケガキ針による下書き
- モールド彫り直し
- パーツ洗浄
- スミ入れ:流し込みタイプ
久々のガンプラ製作なので今回のテーマは『おさらい』です。
これまでに組んだ手法をフル活用して、ガンプラを組み立てたいと思います。
おさらいがテーマですが、初めての試みもあります。
- コンパウンド後のパーツ洗浄
- ケガキ針でモールドの下書きをする
これはたまたまタイミングが合わなかっただけなのですが、コンパウンド後のパーツ洗浄をまだ行ったことがありません。パーツ洗浄中はどうしてもパーツ同士が接触してしまうので、せっかくコンパウンドで磨いてもパーツ表面に傷が付くのでは?と気になっています。
実際にやってみたらどうなるのかチェックしたいと思います。
そして、もう1点。
既存モールドの彫り直しでは、目安となる浅い溝があるのでそれをなぞればよいだけです。
しかし、目印があってもモールドからはみ出してしまうことが多く、修正をかけなければなりません。
そこで、失敗しないために浅くケガキ針で下書きをしたいと思います。
下書きにはこちらの道具を使用します。
『モデリングスクライバー:ハセガワ』はスジ彫り用の道具として以前に購入したものです。
今回は下書きをするためのケガキ針として使用します。
脚部
説明書通りに組み立てます。
最初は『脚部』です。
結構ゴツイMSだなと思っていましたが、想像以上に骨太でした。
写真を見ての通り、それほど可動域は広くありません。
写真は膝裏部分です。
膝を曲げても動力パイプが干渉しないような構造となっています(写真左)。
しかし、写真右側のように膝を曲げるとパーツが浮いてしまい、結局パーツが外れてしまいます。
なんでかなぁ?と曲げ伸ばしをしていると、動力パイプの溝にパーツが引っ掛かることに気付きました。接着すればなんとかなりそうな気もしますが、Mk-Ⅱのスキルでは失敗しそうなので悩みます。
また、動力パイプの部分はパーティングラインがかなり目立ちます。
小さなパーツとはいえ、目に付きやすい場所なのでしっかりと処理をしておきたいところです。
腕部
次は『腕部』です。
脚部のように太くはありませんが、ロボット的なカクカク感?があります。
腕部の可動域です。
ショルダーアーマーと腕部をつなぐパーツあって、そのおかげで腕を大きく広げることができます。
これらは組んでいて気になったところです。
左から肩、腕、手の部分になります。
今まで組んだガンプラでは見たことのない構造だったので写真でピックアップしました。
特に手の部分は一度組んでしまうとバラしにくい構造をしています。
だからといって、バラしやすくする処理をやり過ぎると今度はゆるゆるになってしまうので扱いが難しいです。
胸部
『胸部』です。
シンプルな構造のわりに組み立てには苦戦させられました。
多分、ダボ処理が良くなかったんだと思います。
パーツ同士がかっちりハマらないので、肩のベルト部分?のパーツがポロポロと外れてしまいます。
このパーツの緩み具合は後から色々と問題になりそうです。
そして、ダボ処理に関係なく大変だったところもありました。
胸部背面の下側部分のパーツです。
写真左は組立途中の状態なのですが、下側のパーツをグッと押し込むと最初の写真のようにきれいにハマります。
しかし、この部分は
とにかく固い( ゚Д゚)!
パーツをはめ込むときに力をいれて押し込まなければハマりません。
そして、それ以上に気を付けなければならないのは、
仮組みでばらすとき( ゚Д゚)!
ばらす時にも力が必要なうえ、慎重に少しずつはずしてあげないと写真右側のように大破してしまいます。不幸中の幸いで破損箇所が表から見えないところだったのでよかったですが、ここは特に気を付けたいところです。
腰部
『腰部』です。
前面と側面に動かすことのできる装甲があります。
前面と側面の装甲に可動域が設けられているのは、基本的に脚部の動きを妨げないためです。
しかし、この『HGUC リックディアス(クワトロ)』というやつの腰部の装甲は、
目一杯に邪魔してきます( ゚Д゚)!!
写真左側のように装甲が内側にしか動きません。
さらに写真右側、白枠部分の動力パイプもすぐにとれてしまい、胸部とのジョイント時に邪魔になったりします。
頭部
次は『頭部』です。
構造的に首を回す以外の動きはできないようです。
写真は『バルカンファランクス』です。
装甲を写真のように展開することで2連装の60mm機関砲が出現します。
装備品
ここからは『装備品』です。
最初の写真は『バインダー』です。
プロペラントタンク、姿勢制御、スラスター、スタビライザーなど多くの機能をもつ装備品です。
- クレイ・バズーカ(上)
- ビーム・ピストル×2(中)
- ビーム・サーベル(下)
これまでの経験上、HGの装備品は雑だなぁと感じさせられる造りなことが多いのですが、細部までディテールがしっかりとしていてカッコいいです。
こちらの写真は装備品を胸部背面にマウントしたところを撮ってみました。
ポリキャップ部分はパーツのはめ込みが固いので、胸部背面の時のように付け外しで壊れたりしないか心配でしたが、上からはめ込むだけだったので簡単にマウントできました。
合体
これまで組み立てた各部位を『合体』させます。
特に難しいところはありませんでしたが、腰部には胸部と脚部のジョイントに干渉するパーツがあるのでそこが少しやりにくかったかなと思います。
完成
デカールは付属していませんので、これでポーズをとって『完成』です。
可動域が貧弱なのであまり複雑なポーズはできそうにありません。
リックディアスは主人公サイドのMSにしてはゴツゴツしていて地味な印象しか持っていませんでしたが、その立ち姿は凛々しく惚れ惚れします。
あとがき
最後まで読んで頂きありがとうございました。
これにて『HGUC RMS-099 リックディアス(クワトロ・バジーナカラー)を作ってみたよ』はこれでおしまいです。
久々のガンプラなので、復習も兼ねてこれまでの組み方をおさらいしてみました。
まぁ~
これでもかというくらいに失敗しました( ゚Д゚)!
あとがきの写真は失敗箇所の一部を収めたものです。
言い訳をさせてもらうと、ダボの位置がパーツの奥まったところにあるうえ、構造的にパーツオープナーが入らなかったというのが敗因です。
単にもっと丁寧に取り扱えよという話ではありますが。。。
久々のガンプラだから仕方ない( ゚Д゚)!!
ということで。
ということもあって、リックディアスはガタガタです。
特に胸部は腕部を開くだけでバラバラになりかねないくらいにユルユルになっています。
ただでさえ可動が貧弱なのに、『ガンプラコレクション』でどうやってポージングさせようかと考えると今から憂鬱です。
さて、テーマのおさらいに加えて、下記にも挑戦しています。
- コンパウンド後のパーツ洗浄
- ケガキ針でモールドの下書きをする
まず、コンパウンドのパーツ洗浄は問題ありませんでした。
たくさんのパーツを洗浄機に放り込むので、パーツ同士が接触して傷が付かないか心配していましたが、それは杞憂に終わりました。
しかし、問題が1つありました。
洗浄機では、彫り直したモールドに入り込んだコンパウンドをまできれいにすることはできませんでした。
中性洗剤を使用して、普段よりも少し長めに洗浄時間を設定しましたが、それでも取れません。一度、洗浄前にモールドに入り込んだコンパウンドをケガキ針などで取り除いておけばなんとかなります。
一方、ケガキ針によるモールド彫り直しの下書きは大成功でした。
下書きがあるからはみ出しにくく、はみ出した時のリカバーが簡単。
これはありがたいです( ゚Д゚)!
スジ彫り用の道具は切れ味が抜群なので、失敗時にはすぐズルっと刃先が滑ってしまううえに、深く彫れてしまいがちです。
失敗しないので( ゚Д゚)!
と言えるほど器用ではないので少しのヤスリがけのみでリカバーできるのは本当に助かりました。
今後もこの手法でいきたいと思います。
では、今回はここまでです。
次回更新は『ガンプラコレクション』の予定です。
ではでは。
完成品の写真はこちら☞