Prastic model of Gundam
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レビュー:その他

SDCS RX-78-2 ガンダム&クロスシルエットフレームセットを作ってみたよ

SDCS-RX-78-2-ガンダム&クロスシルエットフレームセット

こんにちは、Mk-Ⅱです。

ニャンプラ
ニャンプラ
ニャンプラにゃ!

 

前回レビューより『スミ入れ』の研究を始めました。

きれいなスミ入れをするためには『モールド彫り直し』が必要です。

そこで”モールドの彫り直しに適した道具はどれなのか色々試してみる”を当面のテーマとすることにしました。

ニャンプラ
ニャンプラ
今回も新しい道具を使用するのにゃー!

 

では、新しい道具の生け贄となる第22弾のガンプラはこちらです。

SDCS RX-78-2 ガンダム&クロスシルエットフレームセット』です。

 

今回のテーマ

モデリングスクライバーを使ってみる!

 

 

スペック

SDCS RX-78-2 ガンダム&クロスシルエットフレームセット

SDCS-RX-78-2-ガンダム&クロスシルエットフレームセット

SDCS』とは、”Super deformed Cross Silhouette(スーパーディフォルメクロスシルエット)”の略です。

バンダイさんによると、
2種類のフレームと各MSの外装の組み合わせにより低頭身SDと高頭身SDなど自分好みのプロポーションを再現できる新世代SDガンダム
とのこと。

SD[スーパーディフォルメ]は頭身の低いキャラクターのことを指しています。
SDという言葉は、武者ガンダムや騎士ガンダム世代のMk-Ⅱにとっては馴染みのある言葉です。

ニャンプラ
ニャンプラ
SDはバンダイの商標登録にゃ!

 

しかし、CS[クロスシルエット]という言葉は今回初めて聞きました。

説明から察するに、フレームを変えることで2種類のシルエットのガンプラを楽しむことができるよということかなと予想できます。

ニャンプラ
ニャンプラ
組んだりバラしたりが前提のガンプラなのにゃ!

 

  • 名称:SDCS RX-78-2 ガンダム&クロスシルエットフレームセット
  • シリーズ:SDCS[Super deformed Cross Silhouette]
  • 原作:機動戦士ガンダム
  • スケール:?
  • 発売日:2018年06月30日
  • 希望小売価格:¥1,540(税込)
  • 購入価格:¥?(福袋)

福袋に入っていたガンプラです。

子ども頃は大好きだったSDシリーズですが、正直あまりテンションはあがりません。

ニャンプラ
ニャンプラ
福袋に入っているのを見てがっくりしたもんにゃ!

 

とはいえ、手を抜くことなく組み立てたいと思います( ゚Д゚)!!

 

パーツリスト

SDCSガンダム&フレームセットの箱の中身1(A12BC12パーツ)SDCSガンダム&フレームセットの箱の中身2(シール、説明書)

 

パーツリスト
  • A1,A2,C12パーツ:ホワイト(スチロール樹脂:PS)
  • Bパーツ:イロプラ(スチロール樹脂:PS)
  • シール
  • 説明書

以上が『SDCS RX-78-2 ガンダム&クロスシルエットフレームセット』のパーツリストです。

A1がSDフレーム、A2がCSフレーム、BCは外装に関するパーツと非常にわかりやすいランナー構成となっています。

SDCSで特徴的なのが『ゲート』です。
ランナーとパーツとの接点が極端に小さいので、パーツを手でもぎ取ることが可能です。

ニャンプラ
ニャンプラ
ゲートが小さいから普通のニッパーは使いにくいかもにゃ!

 

恐らくメインターゲットが子供なため、”分かりやすいランナー構成”や”ニッパー不要のゲート”などの配慮がなされているのだと思います。

と思っていたら、やたらに硬くて太いゲートが何故かあったりします。
子供向けにするならばニッパーを使わない方向で統一すべきだと思いますが、このゲートを子供がカットするのは明らかに危険な感じがします。

ニャンプラ
ニャンプラ
太いゲートは大人に切ってもらうようにお願いしようにゃー!

 

 

レシピ

レシピ

 

レシピ
  • 仮組み
  • ゲート処理
    • ランナーからニッパーでパーツの切り離し
    • 薄刃ニッパーでゲートをカット
    • デザインナイフでゲート跡を整える
    • #800で全体をヤスリがけ
    • コンパウンド:粗目
    • コンパウンド:細目
    • コンパウンド:極細
  • スミ入れ
    • モールドの彫り直し
    • 流し込み用タイプでスミ入れ
  • デカール貼り

今回もスジ彫り道具の試運転です。

用意したのはこちらの道具になります。


 

モデリングスクライバー/ハセガワ

曲線モールドの彫り直しに使えないかなと用意してみました。
曲線限定で使用するかどうか悩みましたが、今回はあくまでもテストなので直線のモールド彫り直しももこちらを使いたいと思います。

他はこれまでの組み立て方と変わりありません。

 

 

フレーム

SD&CSフレーム

まずは『フレーム』部分から組みたいと思います。
写真左が『SDフレーム』、右が『CSフレーム』です。

CSフレームの方がSDフレームと比べるとやや大きいです。
各フレームの違いは腕部と脚部の長さで、CSフレームの方は関節が1つ多くなっています。

ニャンプラ
ニャンプラ
SDには肘と膝の関節がないのにゃ!

 

 

胸部

胸部フロント胸部バック

次は『胸部』です。
SDとCSの比較のために写真の左側をSDフレーム、右側をCSフレームにしています。

肩のジョイント部分にスライドできるパーツがあり、これで肩の可動域が少し広くなります。
残念ながら、バックパックのビーム・サーベルは抜くことができません。

ニャンプラ
ニャンプラ
写真の撮り方が悪くてすまんにゃ!

 

 

腕部

腕部フロント腕部可動

次は『腕部』です。
写真左側がSDフレーム、右側がCSフレームです。

SDには肘の関節がないため、腕を動かすときは肩から回すような感じになります。
CSの方は肘があるので、多少は動きを出すことができます。

ニャンプラ
ニャンプラ
HGみたいには動かないにゃ!

 

 

腰部

腰部フロント腰部バック

腰部』です。
左側がSDフレーム、右側がCSフレームです。

腰部のSDとCSは共通かなと思っていましたが、股関節の部分が微妙に違います。
CSフレームの方がほんの少しだけ脚が長くなるようです。

ニャンプラ
ニャンプラ
この微妙な違いでSDとCSの可動域に大きな違いが出るのにゃ!

 

 

脚部

脚部フロント脚部可動足

脚部』です。
左がSDフレーム、右がCSフレームです。

SDは膝の関節がないので可動域は絶望的です。
逆にCSは膝があるので色々なポーズが取れそうです。

ニャンプラ
ニャンプラ
足の裏のディテールの細かさはさすがのバンダイクオリティなのにゃ!

 

 

頭部

頭部フロント頭部バックサイド

次は『頭部』です。
頭部ではフレームによる違いはないのですが、目のあるSDフェイス(写真左)と通常のガンダムフェイス(写真右)の2種類から顔を選ぶことができます。

ここで気をつけたいのが、SDフェイスのシールです。
表面が繊細なのでシールに傷が付いてしまう可能性があります。

ニャンプラ
ニャンプラ
ピンセットなどで強く抑えてしまわないように気をつけようにゃ!

 

 

合体

合体フロント合体バック

これまでに組み立てた各パーツを『合体』させます。
左がSD、右がCSです。

SDに比べるとCSの方が大きいです。
胴体に差はほとんどありませんが、四肢の可動関節が1つ増えただけで印象が大きく変わりました。

ニャンプラ
ニャンプラ
組立中にはあまり差を感じなかったんだけどにゃー!

 

 

装備品

装備品

最後は『装備品』です。
各フレーム共通の装備となります。

  • ビーム・ライフル(左上)
  • ビーム・サーベル(左下)
  • ガンダム・シールド(右)

ビーム・ライフルのスコープやグリップの可動ができたり、シールドを腕だけではなく背面にも装備可能などの定番のギミックは健在です。

ただ、ちょっと残念なのがビーム・サーベルが単一パーツであることです。
どうせならバックパックのビーム・サーベルの柄を使えるようにして欲しかったなと思います。

ニャンプラ
ニャンプラ
刀身はカラーパーツにして欲しかったにゃぁ!

 

 

完成

SD完成SD完成2

ポーズを決めて『完成』です。

上の写真はSDフレームのシルエットになります。
SDらしく、目のあるタイプのガンダムフェイスをチョイスしています。

ニャンプラ
ニャンプラ
可動はいまいちだけど、愛嬌があるにゃぁ!

 

CS完成CS完成2

こちらはCSフレームのシルエットです。
頭身から目のあるタイプはきっと似合わないと考えて、通常のガンダムフェイスを選択しました。

ニャンプラ
ニャンプラ
関節が1つ増えるだけでポーズのバリエーションがかなり増えるにゃぁ!

 

 

今回購入した道具

今回購入した道具

購入した道具を紹介します。
スジ彫り用にこちらの道具を購入しました。

モデリング スクライバー(模型用けがき針) [TT1]

  • メーカー: ハセガワ
  • 定価:1,430円(税込)
  • 購入価格:1,161円(税込)
ニャンプラ
ニャンプラ
曲線のスジ彫り用具として購入したのにゃ!

 

 



あとがき

ジム頭

最後まで読んで頂きありがとうございました。
これにて『SDCS RX-78-2 ガンダム&クロスシルエットフレームセットを作ってみたよ』はこれでおしまいです。

ニャンプラ
ニャンプラ
おつかれさまでしたにゃ!!

 

写真はなぜか付属していたジム頭です。
せっかくなので撮影しておきました。

さて、今回は『モールド彫り直し』で使用する道具のテスト第2弾です。

用意した道具はこちらになります。

モデリングスクライバー/ハセガワ


 

BMCタガネを使ってみて感じたのが、直線モールドの彫り直しには使いやすいけど、曲線モールドではとても使いにくいということ。きれいな曲線が描けずにはみ出してしまいます。

ニャンプラ
ニャンプラ
切れ味の良さが曲線では短所になってしまうのにゃ!

 

そこでこのモデリングスクライバーを用意してみました。

ニャンプラ
ニャンプラ
たまたまセールで安売りしてただけにゃ!

 

しかし、商品を詳しく調べてみると『模型用けがき針』の文字が…
一般的にけがき針は目印を付けたり、下書き用として使用されるものと記憶しています。

 

なんか間違えたっ( ゚Д゚)!?

しかしながら、もう使用してしまったものは仕方ないのでその使い心地について語ります。

BMCタガネの先端は非常に細かいのですが、彫刻刀のような刃が付いています。
そのため、切れ味はとてもいいのですが、一方向にしか動かせません。

ニャンプラ
ニャンプラ
無理すると刃先が折れるにゃ!

 

これに対してモデリングスクライバーの先端は針のように尖っています。

全方向への方向転換が容易にできます。

ニャンプラ
ニャンプラ
これが曲線モールドの彫り直しで使おうとした理由なのにゃ!

 

使用してみた結果、予想通り曲線モールドの彫り直しはこちらの方が使いやすかったです。
ただ、基本的にはBMCタガネの方がきれいなスジが入るので、BMCタガネをメインに使用した方がよさそうです。

ニャンプラ
ニャンプラ
曲線部分のピンポイント起用するのがいいのにゃ!

 

以上のようにまとまりましたが、気になるのは『けがき針』としての使用。
こちらの使い方でもいずれ出番はありそうなので、頭の中に留めておきたいと思います。

 

では、次に『SDCS』について。
もともとSD系を作るつもりは全くなかったので、福袋の中を見た時がっくりときました。

しかし、SDとはいえそのクオリティは侮れません。

さすがのバンダイさんがいい仕事をしています。
愛嬌のあるSDフェイス、2つのフレームを使用した外装の組み換えなど子供が喜びそうな要素が盛りだくさんです。

ニャンプラ
ニャンプラ
ニッパー完全不使用も希望するのにゃ!

 

ビルドシリーズもありますし、子供世代からのガンプラ人口が増えてさらに盛り上がりを見せてくれるといいなぁなどと考えさせられたガンプラでした。

と、ここでレビューを締めたかったのですが、

ここで注意点です( ゚Д゚)!!

今回レビューした『SDCS RX-78-2 ガンダム&クロスシルエットフレームセット』は2つのフレーム入ったセットでしたが、他の商品に関してはSDフレームのみです。

もう一度いいます。

SDフレームのみです( ゚Д゚)!

シルエットをクロスさせたい方はこちらの商品も併せて購入してくだい。


 

別売りの『CSフレーム』を購入しておかないと、パーツの組み換えができないので注意してください。

ニャンプラ
ニャンプラ
バンダイ恐るべしにゃ( ゚Д゚)!!

 

では、今度こそおしまいです。

次回もスジ彫り道具体験会を開催予定です。
よろしくお願いします。

それでは♪

ニャンプラ
ニャンプラ
またにゃー!!

 

完成品の写真はこちら☞

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