こんにちは、Mk-Ⅱです。
ガンプラデビューの下準備がようやくできました。
では、これから初のガンプラ製作に挑戦したいと思います。
記念すべき初作品は、『MG RX-78-2 ガンダムVer.3.0』です!!
ガンダムといえば、やっぱりこれ( ゚Д゚)!!
ファーストガンダムは、Mk-Ⅱにとって初めて観たガンダムです。
それだけに思い入れがあります。
最初はガンダムにしよう( ゚Д゚)!
と、実は心に決めていました。
それだけにカッコよくなるような組み方とか色々調べてみたりしましたが、初めてなのであまり難しく考えずに楽しんで作ろうと思います。
初めてのガンプラを完成させる!!
スペック
MG RX-78-2 ガンダムVer.3.0
言わずと知れた連邦の白い悪魔『ガンダム』です。
『ジオン公国』の『ザクⅡ』の脅威に対抗して、『地球連邦軍』が『V作戦』で開発した試作機の1つ。パイロットの『アムロ・レイ』と共に1年戦争で伝説的な成果をあげ、ガンダム神話を生み出しました。
- 名称:MG 1/100 RX-78-2 ガンダムVer.3.0
- シリーズ:MG[Master Grade]
- 原作:機動戦士ガンダム
- スケール:1/100
- 発売日:2013年8月31日
- 希望小売価格:\4,950円(税込)
- 購入価格:\3,645円(税込)
現在発売されているMG ガンダムの最新ver.です。
ver.1.0やver2.0と比較してみると面白いかもしれません。
パーツリスト
- A,Eパーツ:イロプラ(スチロール樹脂:PS)
- Bパーツ:ブルー(スチロール樹脂:PS)
- Cパーツ:クリア(スチロール樹脂:PS)
- D,F1,F2パーツ:ホワイト(スチロール樹脂:PS)
- G1,G2パーツ:ダークホワイト(スチロール樹脂:PS)
- H1,H2パーツ:ライトグレー(スチロール樹脂:PS)
- I,J1,J2,K,L:グレー(スチロール樹脂:PS)
- MP1パーツ:グレー(ABS樹脂:ABS,ポリプロピレン:PP)
- SB1パーツ:クリアピンク(スチロール樹脂:PS)
- PC-202Aパーツ:グレー(ポリエチレン:PE)
- リアリスティックデカール
- 説明書
箱の中身とご対面です。
まず、最初に見た時の感想は、”なんだこんなもんか…”です。
パーツの数もそれほど多いと感じていませんでしたし、”初めてにはちょうどいいくらいかもなぁ…”とか、甘いことを考えていました。
レシピ
前回紹介した『初心者でもカッコよく組める組み方』で組み立てます。
- ゲート処理
- ヤスリがけ:金属 ⇒ #320 ⇒ #800
- スミ入れ:シャープペンタイプ
- デカール貼り
少し違うのは、ヤスリがけを3段階で行っているところです。
前回紹介した#800だけでも十分きれいにヤスリがけ出来ますが、ニッパーでカット後のゲートを金属ヤスリで削り、#320を軽くかけてから#800のヤスリがけをしています。
番手を何段階に分けた方が効果的ではありますが、金属ヤスリは正直いらなかったかなと思ってます。
ちなみに、使用した金属ヤスリはこちらです。
『クラフトツールシリーズ No.104 ベーシックヤスリセット/タミヤ』。
色々な形状があり、プラモデル製作に適した番手なので非常に使い勝手がいいです。
ゲート処理以外にもちょっとしたことで使えますので、金属ヤスリが必要な場合にはこちらがおすすめです。
コア・ファイター
初めてのガンプラということもあり、せっかくなのでニッパーの入刀式をしてみました。
では、今度こそ組み立て開始です。
初心者なので定石通り、説明書に沿って組み立てたいと思います。。
最初の工程は、『コア・ファイター』です。
写真の左側が飛行形態、右側はコックピット形態です。
コア・ファイターはコックピット形態への変形が可能で、上半身、下半身とドッキングさせることもできます。
変形部分の組み立て方が少々難解ではありましたが、変形そのものは非常にスムーズでした。嬉しくなって、調子に乗って何度も変形させてしまいました。
調子に乗って何度も変形させたせいなのか?
はたまたパーツの処理が下手だったのか?
理由はよくわかりませんが、主翼を引っ掛ける溝が緩くなり翼部分がすぐに外れてしまいます。
それにしても不時着した飛行機のようです。
いきなり失敗( ゚Д゚)か!?
と、焦りましたが、今後は変形させないということで無理矢理セーフにしました。
胸部
次は『胸部』の組み立てです。
特に躓くこともなく順調に進んでいたのですが、途中でパーツの組み方を間違えていることに気付きました。仕方ないのでバラして組み直すことに。
が、
やってしまった( ゚Д゚)!!
最初?の失敗をしてしまいました( ;∀;)
写真ではわかりにくいかもしれませんが、青いパーツの一部分が白っぽくなっています。
このパーツが白くなる現象を『白化』といいます。
白化とは、パーツに無理な圧力がかかり白くなる現象です。
組み間違えたパーツをバラすときに、無理な力を掛けてしまったようです。
恐ろしいことに一度白化してしまうと、元には戻らないんですよね…
かなり目立つので、結構凹む。
頭部
今度は『頭部』です。
MGはHGよりスケールが大きいのでパーツ数は多いけど、そこまで細い作業はないと勝手に思っていました。
しかし、想像以上に1つ1つのパーツが細かくて、1/100スケールを甘くみていたことに気付きました。特に、目の部分のデカールは非常に細かいので貼るのに苦戦しました。
また、この写真からはわかりにくいかもしれませんが、ガンダムのツノ?の部分はあまり尖っていません。安全に配慮したためにこういった設計になったということですが、この丸い感じのツノはちょっと残念な感じです。
腕部
今度は『腕部』です。
特に何も考えずに撮影したので写真はこんな感じですが、可動域はかなり広いです。
想像していたよりも複雑な内部構造をしていて、この可動ギミックのおかげで広い可動域をとることができます。
これだけ複雑なギミックを可能にしているだけあって、構成するパーツは非常に精密で繊細なものとなっています。力を入れないとはまりにくいところは壊れたりしないかとヒヤヒヤものでした。
あ…( ゚Д゚)!?
やってしまいました…
関節の可動部分を折ってしまう痛恨のミスです。
幸い、可動時の負荷は少なく、上からデカールを貼る箇所だったのでなんとかごまかせそうです。恐らく、パッと見ではではわからないはずです。
一応、このようなことがあってはいけないとこんなものを用意しておきました。
『接着剤』です。
今回は折れた箇所を接着剤で補強してなんとかなりました。
念のため用意しておいてよかったです。
上半身
胸部、頭部、腕部を合体させて、ようやく『上半身』の完成です。
この時点でもう十分やった感があるほどにボリュームがあります。
さらにパーツをポロリさせたり、白化させたり、折ったりと色々と経験させてもらいました。
上半身を作ってみて、1つ気になるところが。
肩の関節部分にショルダーアーマーを通す構造になっているのですが、この部分(写真矢印)が安定せずにすぐにショルダーアーマーが外れてしまいます。ヤスリがけのせいなのか、構造上の問題なのかはよく分かりませんが、これが結構ストレスです。
それからもう1つ。
こちらは明らかに自分のミスなのですが、バックパスに装備するビームサーベルの柄の部分がゆるくてすぐに外れてしまう状態にしてしまいました。
脚部
ようやく折り返しでここから下半身です。
最初は『脚部』からになります。
写真の右側は膝を最大限に曲げたところをおさめたものです。
この部分の内部構造も複雑で、こんな感じで動くのかと感心させられました。
写真に撮っておけばよかったのですが、関節部分にはメタリック加工のデカールを貼るところがあります。このデカールがとても細かいため貼りづらく、何度も張り直しているとメタリック加工が剥げてしまいます。
この部分には本当に苦戦させられました。
そして、
当然、ここでも失敗してます( ゚Д゚)!
そんな細かい作業に加えて両脚なので2回この作業を行ったため、脚部ではごっそり精神を削られました。箱を開けたときの”こんなもんかー”発言にものすごく後悔です。
MGはハンパない( ゚Д゚)!!
甘くみてました。
いや、本当に作業量多いです。
腰部
作業量の多い脚部が終わって、次は『腰部』です。
腰部ではそんなにパーツの数が多くなかったので、順調に組むことができました。
とはいえ、
失敗していないわけではありません( ゚Д゚)!!
ここでもパーツの緩い部分ができてしまいました。
やっぱりヤスリがけしすぎなのか…
下半身
腰部に脚部を取り付けたら『下半身』の完成です。
腰部の外装部分にも可動域が設定されているので、股関節の動きに干渉することなくスムーズに動かせます。
ただ、可動する外装の保持が甘くてパリッとしないのがどうも気に掛かります。
合体
最後は、上半身と下半身をコアファイターでつなぎ、『合体』です。
MGは思っていたよりかなり大きく、ちょっともっさりとしてるなぁという感想です。
毎日少しづつコツコツと、約半月かかりました
デカール貼りや武器はまだですが、ようやく形になるところまで進みました。
あと少し。
最後まで頑張ります( ゚Д゚)!!
装備品
組み立てはこれが最後かな?
『装備品』です。
最初の写真は、『ハイパー・バズーカ』(写真上)、『ビーム・ライフル』(写真下)と射撃系の武器です。
次に、『ガンダム・シールド』(写真左)、『ビーム・サーベル』×2(写真右)です。
装備品は本体に比べて構成するパーツ数は少ない感じです。
ディテールは細かなところまでしっかりと作り込んでありますが、パーツ数が少ないのでちょっと雑な感じはします。
この装備品で大変だったのが、ヤスリがけです。
ディテールについては細かいところまで作りこんであるので凹凸が多く、てヤスリがけが難しかったです。
ガンプラ製作レビューを読んでいると、”武器は最初に作る方がいい”というのをよくみました。ヤスリがけの手間を考えると、確かにそうかもと妙に納得しました。
デカール
では、いよいよ最後の工程『デカール貼り』です。
デカールの1つ1つが細かいうえに貼る数もかなりあるため悪戦苦闘…。
その細かい作業の繰り返しは目に負担が掛かるのでちょっとした修行のようでした。
しかし、デカールをちゃんと貼ってこそのガンプラ。
カッコよさが全然違います。
完成
これで全工程が終了し、ポーズを決めて『完成』です。
ディテールがどうのとか、バランスがどうのとかまだよくわかりませんが、
とにかくカッコいいです( ゚Д゚)!!
ポーズをもカッコよく決めたかったのですが、全体的にグラグラでうまくポーズが取れませんでした。特に装備品の保持が難しかったです。
いいポージングをしないとせっかくのカッコよさも半減なのでなにか考えようと思います。
今回購入した道具
購入した道具を紹介します。
前回の『初心者でもカッコよく組めるテクニック&道具』で紹介するのを忘れてた道具です。結局、ほぼ使用していない道具になるのですが、一応紹介しておきます。
メイクアップ材シリーズ No.3 タミヤセメント(角ビン)[Item No:87003]
- メーカー:タミヤ
- 定価:216円(税込)
- 購入価格:151円(税込)
Mr.コンパウンド(細目)[R189]
- メーカー: GSIクレオス
- 定価:756円(税込)
- 購入価格:525円(税込)
あとがき
最後まで読んで頂きありがとうございました。
これにて『MG 1/100 RX-78-2 ガンダムVer.3.0を作ってみたよ』は終わりです。
まずは、初挑戦で選んだMGについての感想から。
箱を開けた時点ではランナーをみても”こんなもんか…”という印象しかありませんでした。
また、1/100スケールということでスタンダードモデルのHG=1/144よりも大きいので、パーツの大きさもそれほど気にはならないだろうと高を括っていました。
しかし、ランナーからパーツを切り離すと、
パーツ数の多いこと多いこと( ゚Д゚)!!
しかも、パーツが細かすぎる( ゚Д゚)!!
組み立てを進めていくほどに、MGの厳しさを実感しました。
完成までにこんなに時間が掛かるとは( ゚Д゚)!って感じです。
これはなかなかきつい( ゚Д゚)!!
と、思いました。
しかし、ガンプラ自体はほんとに素晴らしかったです。
内部フレームまでしっかり作りこまれていたし、ディテールにもこだわりを感じられました。バンダイのガンプラの精密さはプラモデルの中でも群を抜いていると聞いたことがありますが、噂に違わぬ精密さでした。
MGは、初心者向けであるかというとちょっと厳しいかもしれませんが、挑戦する価値はあると思います。
なんだかんだと組み立てている1ヶ月間はとにかく楽しかったので。
そんなこんなで、Mk-Ⅱのガンプラ初挑戦は終わりです。
時間もかかったし、失敗も色々あったし、苦労したので感無量です。
そして、完成したガンプラは、
カッコいい(*’ω’*)
初挑戦にしてはうまく出来た。
そんな気がしてます。
最初に作ったのが『MG 1/100 RX-78-2 ガンダムVer.3.0』でよかったなと思います。
ちなみに、あとがきの写真はつい最近ゲットした『MG 1/100 RX-78-2 ガンダムVer.3.0』のプレミアムバンダイ限定のオプションパックです。
いつかガンプラを作るのがもっとうまくなった時にこれを使ってリベンジしたいと思います。
次は何をつくろうかなー♪
ではでは。
完成品の写真はこちら☞