こんにちは、Mk-Ⅱです。
今回はこれまでの続編です。
2017年最後を飾るガンプラ『MG MSN-00100 百式Ver.2.0』に挑戦しようとしたところ、ゴールドメッキ素材のパーツには使用中のスミ入れペンが使用できないことが発覚!!
そこで、新型のスミ入れペンを導入することにしました。
しかし、いきなり実践できるほどの自信がMk-Ⅱにはありません。
そんなわけで『HGUC MSN-03 ヤクト・ドーガ ギュネイ・ガス専用機』で新型のスミ入れペンの練習をしました。
これならいける( ゚Д゚)!!
前置きが長くなりましたが、『MG MSN-00100 百式Ver.2.0を作ってみたよ』再開です!!
今度こそ2017年を締め括る!!
胸部
今回も説明書通りに作っていきます。
まずは『胸部』から。
パーツのほとんどが通常のパーツでした。
わずかにあるゴールドメッキのパーツもスミ入れをする箇所がなかったので、順調に組み上げることが出来ました。
順調に組み上げることが出来たとはいえ、やはりMG。
精密な構造と多彩なギミックがあります。
最初の写真は、コックピットの開閉の様子です。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、コックピットの奥にはクワトロが座っています。
頭部
次は『頭部』です。
ご覧の通り、ゴールドメッキのパーツがほとんどです。
しかも、細かい( ゚Д゚)!!
原則、特殊加工のゴールドメッキにはヤスリがけは出来ません。
失敗したとしても後からリカバーできないということです。
これは慎重にスミ入れしなければなりません。
しかし、当然ながら
失敗( ゚Д゚)!!
スミ入れ予定の場所からはみ出しまくる大失敗をこれでもかというくらいに連発。
ショック過ぎて写真を撮り忘れました。
ここではみ出したスミ入れペンのリカバーが必要になりますが、当然ヤスリは使えません。
しかし、こうなることは予想してました。
誰しもミスはするものです。
ここで対MG 百式ver.2.0専用の
最終兵器の登場です( ゚Д゚)!!
これで失敗したところはなんとか目立たないようになりました。
この最終兵器はゲート処理跡にも使えるので用意しておいて正解でした。
腕部
『腕部』です。
腕部も外装はほとんどゴールドメッキのパーツでした。
ここでもスミ入れで失敗の連続。
きつい( ゚Д゚)!!
肩部
今度は『肩部』です。
腕部と一緒に組み立てることが多いのですが、今回はなぜか腕部と区別されて説明書に記載してあります。
このパーツは細かく、アンダーゲートも多かったので苦戦しました。
このスミ入れはMk-Ⅱにはまだ早かったような気がします。
上半身
胸部、頭部、腕部、肩部を合体させて『上半身』の完成です。
外装のゴールドメッキのギラギラ感が強烈です。
目が眩んで、チカチカします。
腰部
続きまして『腰部』です。
すみません、ここは写真なしです。
撮影するのをうっかり忘れてました。
脚部
お次は『脚部』です。
まずは足部から組み立てます。
足部は球体の関節構造になっていて、その関節はかなり固くはまりにくかったです。
こちらは足の内部フレームです。
上の球体が股関節、外側が大腿部、内側が下腿部の内部フレームとなります。
脚部の内部フレームは複雑な構造をしていて、組み立てている際中でもどう動くのか想像がつきませんでしたが、組み上げてみるとその可動構造には感心させられます。
ゴールドメッキの扱いにも少しは慣れてきたかな、というところで脚部が組みあがりました。
脚部はかなり細い印象を受けます。
下半身
腰部と脚部を合わせて『下半身』の完成です。
腰部と合わせるとさらに脚の長さが強調された印象になります。
特に下腿部が細く感じます。
合体
上半身と下半身を合わせて『合体』です。
めちゃくちゃギラギラしています。
確かにカッコいいのですが、上半身に比べて下半身の貧弱さが気になります。
バックパック
本体が完成したので、次は『バックパック』に取り掛かります。
翼のようなバックパックがカッコよいです。
パーツのほとんどが大型のゴールドメッキでした。
大きなパーツなのでスミを入れやすいかなと思いましたが、スミ入れをする部分が多くてむしろ大変でした。
装備品
最後に『装備品』を組み立てます。
- 『クレイバズーカ』(上から)
- 『ビーム・ライフル』
- 『ビーム・サーベル』×2
スミ入れは困難でしたが、ビーム・サーベルの柄までゴールドで凝っています。
逆に、クレイバズーカとビール・ライフルはちょっと地味かも。
デカール
最後は『デカール』貼りです。
百式といえば、肩にある『百』の漢字。
ここだけは失敗できません( ゚Д゚)!!
完成
そして、遂に『完成』です。
本体のみだと下半身が貧弱でバランスが悪い感じがしていましたが、フル装備させるとバランスの悪さが落ち着いた気がします。やっぱり全部装備してこそのガンプラということです。
ゴールドメッキ処理
本来なら百式も完成したのであとがきで終わりなのですが、今回は続きがあります。
最終兵器『ゴールドメッキ処理』です( ゚Д゚)!!
最終兵器といいつつも、ザ・初心者のMk-Ⅱが適当に思い付いた方法なので効果はそれなりです。
そこは初心者向けという程度に参考にしてください。
では、Mk-Ⅱが行ったゴールドメッキの処理方法を紹介します。
先に結論からいうと上の写真のようになるわけですが、見ての通り100%の出来にはなりません。
が、それなりの効果は見込めます。
そのやり方を紹介します。
写真の左側は、ランナーからパーツを切り離した状態の写真です。
ゴールドメッキのパーツでは表面処理ができません。
なので、ゲートは表側から見えない位置にアンダーゲートの形態をとっています。
写真の中央は、アンダーゲートの処理後です。
当然ですが、ゴールドメッキのパーツでゲート処理をすると表面の加工は剥がれてしまいます。
ゴールドメッキが剥がれると写真のように黒っぽいパーツが顔を出します。
表側から見えないためのアンダーゲートですが、完全にゲート跡が見えないわけではありません。
ではどうするのか( ゚Д゚)!?
そこで最終兵器を投入します。
『ガンダムマーカー:金色』です。
これをゴールドメッキの剥がれている部分に塗るのです。
写真の右側が、『ガンダムマーカー:金色』を塗って乾かしたところです。
見ての通り、色ムラは確かにありますが、遠目であればそれほど目立ちません。
最終兵器などと大げさに紹介しましたが、ガンダムマーカーがあると色々と便利です。
今回はゲート跡の処理以外にも、スミ入れを失敗したところのリカバーにも使用しています。
ゴールドメッキということで慎重に組み立てやスミ入れをしたものの、失敗はたくさんありました。
最後に注意点です。
ゴールドメッキ処理では注意するところが2つあります。
その1
ガンダムマーカー(金)を塗ったところはしっかりと乾燥させる
当然ですが、乾く前に触れてしまうと塗料が剥がれて非常に汚くなります。
ゴールドメッキの処理後はしっかり乾燥させてから組み立てましょう!
その2
油性ペンを使うとゴールドメッキが剥がれる
ガンダムマーカーを使って失敗したときは、すぐに拭き取れば簡単に塗料はとれます。
しかし、塗料が油性なのでゴールドの塗料が溶けてシルバーになってしまいます。
結局、色が落ちてもガンダムマーカーで修正するので関係はあまりありません。
一応こんなことがありましたよーということの報告です。
以上、コールドメッキパーツの処理方法について紹介しました。
初心者が考えた方法なのであまり参考にはならないかもしれませんが、お役に立てれば幸いです。
レシピ
- ゲート処理:処理後、Gマーカー(金) NEW!!
- スミ入れ:極細油性ペンタイプ
- デカール貼り
ということで、最終的なレシピはこうなりました。
ゲート処理後のコーティングがとれた部分をガンダムマーカー(金)でフォローします。
極細油性ペンでスミ入れすることで、コーティングされたパーツにもスミ入れができました。
それなりに見れるようになりましたが、処理跡はどうしてもちょっと気になります。
ゴールドメッキ仕様のパーツの処理方法としてもっといい手段があったかもしれませんが、現時点ではこれが精一杯でした。
今回購入した道具
購入した道具を紹介します。
ガンダムマーカー 塗装用 ガンダムゴールド[GM04]
- メーカー:GSIクレオス
- 定価:216円(税込)
- 購入価格:145円(税込)
ガンダムSEED DESTINY マーカーセット[GMS114]
- メーカー:GSIクレオス
- 定価:1,296円(税込)
- 購入価格:907円(税込)
あとがき
最後まで読んで頂きありがとうございました。
これにて『MG MSN-00100 百式Ver.2.0を作ってみたよ』はおしまいです。
色々と紆余曲折ありましたが、ようやく完成させることができました。
完成させてみて、『MG 百式ver.2.0』はMk-Ⅱが挑戦するにはまだちょっと早すぎたというのが正直な感想です。
とはいえ、新型のスミ入れペンやガンダムマーカーの使用は大変勉強になりました。
今後のガンプラ製作に大きく影響を与えそうです。
そういう意味でも、2017年を締め括るガンプラに相応しかったのかなと思います。
今回はなかなかくだびれました。
短いですが、今回はここまでです。
ではでは。
完成品の写真はこちら☞
前編はこちら☞
スミ入れ用ガンダムマーカー(油性)練習編☞