Prastic model of Gundam
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レビュー:HG

HGUC RX-178 ガンダムMK-II エゥーゴ仕様を作ってみたよ

HGUC-RX-178-ガンダムMK-II-エゥーゴ仕様

こんにちは、Mk-Ⅱです。

ニャンプラ
ニャンプラ
ニャンプラにゃ!

 

今回の目的も”スジ彫り用の道具を使ってみる”です。
ネット上でモデラーさんの使用率の高い道具をチョイスしてみました。

彫って彫って彫りまくります( ゚Д゚)!!

 

では、今回の第23弾のガンプラはこちらになります!!

HGUC RX-178 ガンダムMK-II エゥーゴ仕様』です。

 

今回のテーマ

ラインチゼルを使ってみる!!

 

 

スペック

HGUC RX-178 ガンダムMK-II エゥーゴ仕様

HGUC-RX-178-ガンダムMK-II-エゥーゴ仕様

ガンダムMK-Ⅱは『機動戦士Zガンダム』、『機動戦士ガンダムZZ』に登場するMSです。

地球連邦軍特殊部隊『ティターンズ』の試作機でガンダムの後継機にあたります。
ムーバブル・フレーム』を初めて採用したMSで、その後に開発されたMSに大きな影響を与えています。

ムーバブルフレームを簡単に説明するすると、内部の可動フレームに装甲を装備するといったイメージの構造になります。可動フレームに合わせて装甲がスライドすることでフレームを保護し、機動性が格段に良くなります。

ニャンプラ
ニャンプラ
メカニックデザイナー・永野護氏によってネーミングされた架空のロボット機構なのにゃ!
ガンダムだけでなく、別の物語でも使われていたりするのにゃ!

 

ガンダムMk-Ⅱは政治的な思惑を基にティターンズによって開発されました。
しかし、反地球連邦組織『エゥーゴ』によって奪取され主力MSとして活躍します。

ニャンプラ
ニャンプラ
ガンダムMk-Ⅱは紺色ベースはティターンズ仕様、白色ベースがエゥーゴ仕様なのにゃ!

 

パイロットはZガンダム登場までは『カミーユ・ビダン』、グリプス戦役時には『エマ・シーン』が搭乗します。ZZガンダムでは『エル・ビアンノ』が主なパイロットとして搭乗します。

ニャンプラ
ニャンプラ
開発にはカミーユの父が関わっているのにゃ!

 

  • 名称:HGUC RX-178 ガンダムMK-II [A.E.U.G]
  • シリーズ:HGUC[High Grade Universal Century]
  • 原作:機動戦士Zガンダム、機動戦士ガンダムZZ
  • スケール:1/144
  • 発売日:2015年11月28日
  • 希望小売価格:¥1,650(税込)
  • 購入価格:¥?(ヤフオクまとめ買い)

箱に表記されている『A.E.U.G』とは何だろう??
という疑問が出たので調べてみました。

反地球連邦組織=Anti Earth Union Group
の頭文字をとって、A.E.U.Gということみたいです。

そのまま読んで『エゥーゴ』ということなのかな??

ニャンプラ
ニャンプラ
エゥーゴの頭文字には諸説あるらしいにゃ!

 

 

パーツリスト

HGUC ガンダムMK-II エゥーゴ仕様の箱の中身(A12B12Cパーツ)HGUC ガンダムMK-II エゥーゴ仕様の箱の中身2(D12ESBPCパーツ説明書シール)

 

パーツリスト
  • A1,A2パーツ:ホワイト(スチロール樹脂:PS)
  • B1,B2パーツ:グレー(スチロール樹脂:PS)
  • Cパーツ:ダークブルー(スチロール樹脂:PS)
  • D1パーツ:レッド(スチロール樹脂:PS)
  • D2パーツ:イエロー(スチロール樹脂:PS)
  • Eパーツ:クリアグリーン(スチロール樹脂:PS)
  • SB13パーツ:クリアピンク(スチロール樹脂:PS)
  • PC-002パーツ:グレー(ポリエチレン:PE)
  • ホイルシール
  • 説明書

以上が、『HGUC ガンダムMK-II エゥーゴ仕様』になります。

特殊なパーツもなさそうですし、標準的なHGと考えてよさそうです。
リバイブ版なので、デカールをもうちょっと頑張って欲しかったなぁとは思います。

ニャンプラ
ニャンプラ
シールがちょっとせつないにゃぁ!

 

 

レシピ

レシピ

 

レシピ
  • 仮組み
  • ゲート処理
    • ランナーからニッパーでパーツの切り離し
    • 薄刃ニッパーでゲートをカット
    • デザインナイフでゲート跡を整える
    • #800で全体をヤスリがけ
    • コンパウンド:粗目
    • コンパウンド:細目
    • コンパウンド:極細
  • スミ入れ
    • モールドの彫り直し
    • 流し込み用タイプでスミ入れ
  • デカール貼り

組み立て方法はこれまでと同じです。

スジ彫り用の道具を試すのがテーマなので、今回はこちらの道具を用意しました。


 

Mr.ラインチゼル/GSIクレオス

GSIクレオスのスジ彫り用具です。
BMCタガネ同様、ラインチゼルも使用しているモデラーさんが多いです。

あとがきで詳しく説明しますが、先端が特殊な形状をしているのが特徴です。

ニャンプラ
ニャンプラ
一癖ありそうな刃先なのにゃ!

 

胸部

胸部(フロント、サイド)

説明書通りに組み立てます。
まずは『胸部』から。

 

肩のジョイント部

写真は肩のジョイント部です。
矢印のパーツによって、腕の上下の動きがより滑らかになります。

ニャンプラ
ニャンプラ
可動域も大きく広がるのにゃ!

 

 

頭部

頭部(フロント、バック)

次は『頭部』です。

カメラアイに付けるシールは選択式になっています。
説明書で”クリアパーツが効果的に使用できる”とある方のシールを今回はチョイスしています。

 

バンダイエッジ

矢印の部分は『バンダイエッジ』です。
そのままではカッコ悪いので、写真の右側のように先を尖らせます。

バンダイエッジは様々な箇所にありますが、これは安全のためなので仕方ないところです。
しかし、ガンダム系に特有のツノ加工はあまりにもカッコ悪いので、簡単でもいいので処理することをおすすめします。

ニャンプラ
ニャンプラ
バンダイエッジは対象年齢が下がるほどその存在感が増してくるのにゃ!

 

 

腕部

腕部(フロント、バック)脚部(サイド、可動)

腕部』です。
腕部を構成するパーツの数は少なく、シンプルな構造となっています。

 

ショルダーアーマー

シンプル構造とはいえ、合わせ目が目立たないように工夫されています。
さすがリバイブ版です。

ニャンプラ
ニャンプラ
合わせ目をディテールの一部にしているのにゃ!

 

 

上半身

上半身(フロント、バック)

胸部、頭部、腕部を合体させて『上半身』を組み立てました。

胸部で肩のジョイント部の紹介をしましたが、確かに上下の動きは良くなりました。
しかし、前後の動きが悪くなってしまっています。

また、首の動きもそれほどよくありません。
ここも少し気になりました。

ニャンプラ
ニャンプラ
パーツ同士が干渉して動きを悪くしているのにゃ!

 

 

脚部

脚部(フロント、バック)脚部(サイド、可動)足部(フロント、バック)

次は『脚部』です。
こちらもパーツの数は少ないですが、合わせ目が上手く隠れているので不自然さはありません。

気になったのは、足首のジョイント部分が貧弱なところです。
球形の関節で根元部分に負荷が掛かりやすいので、取り付け・取り外しには注意が必要です。

ニャンプラ
ニャンプラ
ジムⅢの時は折ってしまったのにゃ!

 

 

腰部

腰部(フロント、バック)腰部(サイド、可動)

腰部』です。
可動域が前面と両サイドの外装に設定されていて、HGではスタンダードなタイプの腰部です。

 

ハイバズ装着部

腰部の背面にはハイパー・バズーカを装備するところがあります。
写真のような開閉する機構のある箇所はちょっとしたことで白化してまうので、組み立てる順番と向きには要注意です。

ニャンプラ
ニャンプラ
特に開閉部分のツメは危険にゃ!

 

 

下半身

下半身(フロント、バック)

脚部と腰部で『下半身』の完成です。

想像していたよりもどっしりとしていて、安定感があります。

ニャンプラ
ニャンプラ
バランスも良さそうにゃ!

 

 

バックパック

バックパック(フロント、ビムサ)

バックパック』です。

写真右側はビーム・サーベルの柄の部分を取り外したところです。
ビーム・サーベルの柄に可動域がありますが、調子に乗って動かしているとゆるゆるになるので注意です。

ニャンプラ
ニャンプラ
以前組み立てた『ジムⅢ』のバックパックはガンダムMk-Ⅱを基にしているのにゃ!

 

 

合体

合体(フロント、バック)

最後に上半身と下半身、バックパックを合わせて『合体』です。

パーツ数が少ないので貧弱にならないか心配でしたが、そのようなこともなく全体的なバランスもいいと思います。

ニャンプラ
ニャンプラ
上半身の可動部分の引っ掛かりがもったいないにゃぁ!

 

 

装備品

装備品(ライフル、ハイバズ、ビムサ)

最後は『装備品』です。

  • ハイパー・バズーカ(上)
  • ビーム・ライフル(中)
  • ビーム・サーベル(下)

上記の可動部分はビーム・ライフルのグリップのみでした。

ニャンプラ
ニャンプラ
HGの武器の扱いなんてそんなもんにゃ!

 

シールド

こちらは『シールド』です。

GP01(ゼフィランサス)で採用された伸縮するシールドを装備しています。

ニャンプラ
ニャンプラ
シールドのシールはちょっと微妙だにゃぁ!

 

バルカンポッド

ガンダムMk-Ⅱといったらこれでしょう( ゚Д゚)!

バルカン・ポッド・システム』です。

頭部にあるバルカン砲の段数を補う目的で装備されています。

ニャンプラ
ニャンプラ
左側は2門の銃口、右側は弾倉とバランサーで構成されているのにゃ!

 

 

完成

完成1完成2完成3

装備品などを整えて『完成』させます。

正直、あまり期待していなかったのですが、想像以上に

カッコいい( ゚Д゚)!!

 

 

今回購入した道具

今回購入した道具

購入した道具を紹介します。

スジ彫り用の第3弾です。

Mr.ラインチゼル [GT65]

  • メーカー: GSIクレオス
  • 定価:2,420円(税込)
  • 購入価格:1,625円(税込)
ニャンプラ
ニャンプラ
先端が独特の形状をしているスジ彫り道具なのにゃ!

 

 



あとがき

おまけ

最後まで読んで頂きありがとうございました。
これにて『HGUC RX-178 ガンダムMK-II エゥーゴ仕様を作ってみたよ』はこれでおしまいです。

ニャンプラ
ニャンプラ
おつかれさまでしたにゃ!!

 

奇跡的に大きな失敗をせずに完成させることができました。
毎回、パーツを折るとか、激しく白化させるとか逆の意味で奇跡ばかり起こしていましたが、大きなミスがないのは初めてです。

もちろん、小さな失敗はたくさんしているので今後も精進したいと思います。

ニャンプラ
ニャンプラ
ブログで紹介せずに闇に葬っ話題がたくさんあることをニャンプラは知っているのにゃ( ゚Д゚)!

 

今回もスジ彫り専用の道具を試してみるをテーマにしています。

エントリーNo.3の道具はこちらです!!


 

Mr.ラインチゼル/GSIクレオス』です。

こちらもスジ彫りの道具として取り上げられることが多く、たくさんのモデラーさんに愛用されています。刃の太さも汎用性のある0.3mmと使いやすいサイズとなっています。

ニャンプラ
ニャンプラ
スジ彫りの下書き用に使う人もいるんだにゃ!

 

ラインチゼル先端

ラインチゼルの特徴といえば、このクセのありそうな先端です。
見た目以上の切れ味を持っています。

しかしながら、このように独特な刃先をしているので、初めて使用する際は違和感があるかもしれません。

そこそこ難易度高めです( ゚Д゚)!!

ニャンプラ
ニャンプラ
何度か途中でさじを投げそうになったのにゃ!

 

しかし、扱い方にコツがあって、そのコツを掴むとビックリするくらい手に馴染んできます。

そのコツとは…

持ち方を工夫することです( ゚Д゚)!!

ラインチゼルの形状は円柱型をしていますが、一部分だけ平面になっている箇所があります。
その部分に指を掛けて使用すると、手に馴染んで非常に使いやすくなります。

ニャンプラ
ニャンプラ
平面部分をうまく使って自分なりの持ち方を見つけ出すのがいいと思うにゃ!

 

で、肝心のスジ彫り具合の方はというとこんな感じです。

BMCタガネ>ラインチゼル>モデリングスクライバー

といっても、それぞれに得意不得意があるので単純にこれがいいというものでもありません。
直線や曲線、円形などの用途によって使い分けるのがいいかな、というのが今の印象です。

ニャンプラ
ニャンプラ
コスパの問題もあるしにゃ~!

 

今回はここまでです。

スジ彫り道具のお試しも次回で最後にしたいと思います。

最後の道具はBMCタガネとタイプ的に被っています。
勢いで購入したものの、早まったかなぁと後悔中です。

それでは♪

ニャンプラ
ニャンプラ
またにゃー!!

 

完成品の写真はこちら☞

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