こんにちは、Mk-Ⅱです。
今回のレビューは『SDガンダム EXスタンダード』です。
なぜSDEXなのかといいますと…
積み場所がなくなったからです( ゚Д゚)!!
昨年はブログリニューアルでガンプラ製作がストップしていました。
にもかかわらず次から次へとガンプラを購入したうえ、年初の福袋までゲットしたので保管場所はいっぱいいっぱいです。
そこで今回は積みスペース確保のため、比較的簡単に組むことのできるSDEXをまとめて始末、組み立てたいと思います。
SDEXを組み立てるのは初めてなので、どういったシリーズなのかまずは調べてみました。
”従来のSDガンダムシリーズキットに比べ可動域が大幅に向上。様々なポージングが可能で、洗練されたスタイリッシュなプロポーションとの両立を実現!HGシリーズとの互換性を備え、パーツ交換によるカスタマイズの幅も広がる!”
EXということなので通常のSDよりもパワーアップしていることは間違いないでしょう。
そして、気になるのが”HGシリーズとの互換性”の文言。
HGとはスケール感が違うのでどのように絡んでくるのか…
非常に気になります( ゚Д゚)!!
では、今回のガンプラはこちらです!!
第33弾『SDEX RX-78ガンダム ソリッドクリア』と、
第34弾『SDEX RX-0 ユニ-2 コーンガンダム(デストロイモード) ソリッドクリア』です!
SDEXに初挑戦!
SDEX RX-78-2 ガンダム ソリッドクリア
スペック
- 名称:SDガンダム EXスタンダード RX-78-2 ガンダム ソリッドクリア
- シリーズ:SDEX[SD Gundam EX-standard]
- 原作:機動戦士ガンダム
- スケール:SD
- 発売日:2020月09月23日
- 希望小売価格:\790(税込):くじ1回分
- 購入価格:\790(税込)
SDEXシリーズ第1弾として発売された『SDEX RX-78-2 ガンダム』のソリッドクリアver.です。
こちらは、ガンプラ40周年記念のガンプラ一番くじの景品でした。
パーツリスト
- Aパーツ:ソリッドクリア ホワイト(スチロール樹脂:PS)
- Bパーツ:レッド(スチロール樹脂:PS)
- Cパーツ:ソリッドクリア ブルー(スチロール樹脂:PS)
- Dパーツ:グレー(スチロール樹脂:PS)
- PC-303パーツ:ソリッドクリア ホワイト(ポリエチレン:PE)
- シール
- 説明書
以上が『SDEX ガンダム ソリッドクリア』のパーツです。
SDEXでパワーアップしているとはいえ、SDなのでパーツ数は少なめです。
手軽にサクッと組めそうです。
しかし、各パーツのディテールは細かくしっかりとしたものがあります。
シールの数も多く、HGに付属しているシールよりも豪華です。
組立
説明書通りに組み上げます。
最初は『頭部』です。
このクオリティで使用するパーツが4つのみというところがバンダイのすごいところです。
ガンダムの特徴を余すところなく押さえ、カッコよく仕上げています。
次は『胸部』です。
パーツ数が少ないので色分けはシールによるものが中心となっています。
こちらは『腕部』です。
肩と肘に可動域が設定されています。
『脚部』です。
膝に可動域はなく、動かせるのは足首のみです。
次は『腰部』です。
前面の装甲部分のみ少しだけ動きます。
最後は『装備品』です。
どれもパーツ1つだけで構成されています。
- ガンダム・シールド(左)
- ビーム・ライフル(右上)
- ビーム・サーベル(右下)
完成
各部位を合体させて『完成』です。
可動部分が少ないので複雑なポーズは無理ですが、それなりにピシッと決まります。
オリジナル武器
完成して終わりかと思いきや、もう少し続きます。
最後は『オリジナル武器』です。
それぞれに名称が付けられていて、以下のようなパーツで構成されています。
- オリジナル武器A(1枚目)=ライフル+サーベル+アンテナ
- オリジナル武器B(2枚目)=ライフル+シールド+ランドセル
- オリジナル武器C(3枚目)=サーベル+シールド+ランドセル
各武器を構成しているのは装備品だけでなく、アンテナやランドセルも使用します。
そのため、SDEXの装備品としては使用できそうにありません。
ということは…
HGとの互換性はこれのことか( ゚Д゚)!!
ちょうど直近で『HG ガンダム』を組んでいたので試しに装備させてみたいと思います。
SDEX RX-0 ユニコーンガンダム(デストロイモード) ソリッドクリア
スペック
- 名称:SDガンダム EXスタンダード RX-0 ユニコーンガンダム(デストロイモード) ソリッドクリア
- シリーズ:SDEX[SD Gundam EX-standard]
- 原作:機動戦士ガンダムUC
- スケール:SD
- 発売日:2020月09月23日
- 希望小売価格:\790(税込):くじ1回分
- 購入価格:\790(税込)
『SDEX RX-0 ユニコーンガンダム(デストロイモード)』のソリッドクリアver.です。
こちらもガンプラ40周年記念のガンプラ1番くじの景品でD賞でした。
パーツリスト
- A1,2パーツ:ソリッドクリア ホワイト(スチロール樹脂:PS)
- Bパーツ:ソリッドクリア レッド(スチロール樹脂:PS)
- Cパーツ:ブルー(スチロール樹脂:PS)
- PC-303パーツ:ソリッドクリア ホワイト(ポリエチレン:PE)
- シール
- 説明書
以上が『SDEX ユニコーンガンダム(デストロイモード) ソリッドクリア』のパーツになります。
パーツ数が少なく、すぐにでも組みあがりそうな感じです。
シンプルだったガンダムとは対照的に重厚感のあるディテールが施されています。
組立
説明書通りに組み上げます。
最初は『頭部』です。
アンテナ部分の組み方に違いはありますが、頭部の構造は『SDEX ガンダム』とほぼ同じです。
次は『胸部』です。
パーツ数も少ないので難なく組めます。
ピンクのクリアパーツには、仮組み時にパーツオープナーを差し込こめそうな場所がありません。
なので、ダボ処理をきつめにしてバラしやすくした方がいいかなと思いました。
こちらは『腕部』です。
肩と肘の部分が動くようになっています。
『脚部』です。
『SDEX ガンダム』と同様に膝を曲げることはできません。
次は『腰部』です。
前面に可動可能なパーツがあります。
最後は『装備品』です。
1つのパーツで完結していますが、ディテールが細かいので安っぽい印象はありません。
- ビーム・マグナム(左)
- シールド(右)
完成
各部位を合体させて『完成』です。
シールによる色分けが効果的になされていて、カッコいい仕上がりとなりました。
オリジナル武器
こちらはユニコーンガンダムの『オリジナル武器』です。
その構成は以下のような感じになってます。
- オリジナル武器A(左)=ビーム・マグナム+アンテナ
- オリジナル武器B(右)=オリジナル武器A+シールド+バックパック
アンテナやバックパックを使用していることから、HGに装備させる前提の武器です。
パッケージでは『HG ユニコーン』ではなく、なぜか『HG ガンダム』がオリジナル武器を装備しています。
あとがき
最後まで読んで頂きありがとうございました。
これにて『SDガンダム Exスタンダードを作ってみたよ その1』はこれでおしまいです。
積みプラ場所を確保するために始末、組み立てたSDEXシリーズ。
SDシリーズとはいえ、なかなか侮れない完成度でした。
組み立てて気になったポイントを3つ挙げたいと思います。
- レシピ
- クリアパーツ
- シール
写真は素組みでの完成品です。
今回はあまり手も掛けたくなかったですし、ヤスリがけのできないクリアパーツなので素組みでサクッと完成させようと考えていました。
しかし、写真を見ての通り何か物足りない…
しかし、説明書にあるガンダムはカッコいいです。
そこで閃きました!
スミ入れが足りない( ゚Д゚)!、と。
かなり悩みましたが、そのままではあまりにも貧相のなのでスミ入れをすることにしました。
レシピ
- 仮組み
- ゲート処理
- 薄刃ニッパー
- デザインナイフ
- ヤスリがけ:#800(クリアパーツ以外)
- モールド彫り直し
- パーツ洗浄
- スミ入れ:流し込みタイプ
- デカール貼り
というわけで、『レシピ』は素組みから上記のように変更しました。
レビューの写真を見てのとおり、素組みに比べてメリハリがついてカッコよくなりました。
スミ入れをすると見違えるようにカッコよくなったSDEXですが、通常のスミ入れとくらべると処理が大変です。
その理由が次に挙げる2つ目のポイント『クリアパーツ』です。
クリアパーツはパーツの裏側が見えてしまうので、モールド彫り直しの際にどの位置に処理をしたらよいのか非常に分かりづらい、または処理部分を見失ってしまいがちです。
しかも、これはモールド彫り直しに限らず、ほかのゲート処理やスミ入れなどのほかの処理でもやりづらさを感じました。
特にユニコーンガンダムのようなディテールの重厚なMSでは目の疲れぐらいがハンパなかったです。
最近、老眼気味のMk-Ⅱにはこれがかなり堪えました。
調子に乗って購入しまくった一番くじのクリアパーツ仕様のガンプラのことを考えると頭が痛いです。
では、最後のポイントは『シール』です。
SDEXシリーズは子供でも簡単に組めるような構造をしています。
ランナーとパーツをつなぐゲートも極小で、これなら手でもぎ取ることも可能でしょう。
そんな子供にも易しいつくりをしているSDEXですが…
何故かシール貼りは滅茶苦茶難しい( ゚Д゚)!
パーツによる配色がある程度なされているHGは少しのマーキングシールがあれば問題ありませんが、SDEXでは配色をシールに頼っている部分が多いのでシールの数が多く、複雑です。
シールをパーツに沿って折り曲げた状態で貼ることが多いため難易度が高いです。
しかも、シールを折り曲げる順番をよく考えて貼らないと、不自然な感じになってしまいます。
メタリックなシールなので表面が剥がれやすいため、シールの貼り直しはほぼ不可能です。
なんでここだけ激ムズなのか( ゚Д゚)!?
そのため、SDEXを組む際は『ピンセット』を用意しておいた方が無難です。
3つのポイントも説明したので今回はここまでです。
タイトルのとおり、今回は『その1』ですので、次回は『その2』を予定しています。
ではでは。