こんにちは、Mk-Ⅱです。
『ゲート処理』をテーマにガンプラ製作をしています。
前回から導入の『コンパウンド』。
手間が掛かりますが、その効果は絶大です。
カッコいいガンプラを作るためには手間を惜しんではいけないということです。
今回は完成度を高めるために、さらに番手の大きなコンパウンドを使用したいと思います。
では、第17弾のガンプラはこちらです!!
![](https://shop.r10s.jp/kenbill/cabinet/hob/7/4573102568342.jpg)
『HGUC MSA-003 ネモ』です。
コンパウンドでより細かく!!
スペック
HGUC MSA-003 ネモ
![41a:HGUC-MSA-003-ネモ](http://nyanpla.net/wp-content/uploads/2020/05/41a:HGUC-MSA-003-ネモ.jpg)
ネモは、反地球連邦政府組織『エゥーゴ』の主力量産機です。
『機動戦士Zガンダム』では主役級のMSたちに押されて目立ちませんが、量産機ながらもその性能はかなり高いようです。
『地球連邦軍』の『ジム』をベースに開発された機体ですが、『ジオン公国軍』の技術も取り入れられたMSになります。
- 名称:HGUC MSA-003 ネモ
- シリーズ:HGUC[High Grade Universal Century]
- 原作:機動戦士ガンダムZ
- スケール:1/144
- 発売日:2013年1月9日
- 希望小売価格:¥1,650(税込)
- 購入価格:¥?(ヤフオクまとめ買い)
リアルタイムで見ていた頃は緑のジムという印象しかなく、あまり好きではありませんでした。
しかし、ユニコーンに登場しているネモを見てから、”ネモもなかなかカッコいいのでは!?”と思い始めていたところでちょうど運よくゲットしました。
パーツリスト
![HGUCネモの箱の中身1(A1B1B2C1パーツ)](http://nyanpla.net/wp-content/uploads/2020/05/41b:HGUCネモの箱の中身1(A1B1B2C1パーツ).jpg)
![HGUCネモの箱の中身2(C2DESB6MPパーツ)](http://nyanpla.net/wp-content/uploads/2020/05/41c:HGUCネモの箱の中身2(C2DESB6MPパーツ).jpg)
![HGUCネモの箱の中身3(PCパーツ、シール、説明書)](http://nyanpla.net/wp-content/uploads/2020/05/41d:HGUCネモの箱の中身3(PCパーツ、シール、説明書).jpg)
- A1パーツ:ダークブルー(スチロール樹脂:PS)
- B1,B2パーツ:グリーン(スチロール樹脂:PS)
- C1,C2パーツ:グレー(スチロール樹脂:PS)
- Dパーツ:オレンジ(スチロール樹脂:PS)
- Eパーツ:クリアブラウン(スチロール樹脂:PS)
- SB6パーツ:クリアイエロー(スチロール樹脂:PS)
- MP-1パーツ:グレー(スチロール樹脂:PS)
- PC-001Aパーツ:グレー(ポリエチレン:PE)
- シール
- 説明書
以上が、『HGUC ネモ』のパーツリストです。
スタンダードなHGのキットで、パーツ数もそこそこあるので楽しんで作れそうです。
それにしても、なぜAパーツは1つしかないのにA1と番号を振ってあるのか?
気になります( ゚Д゚)!!
レシピ
![レシピ](http://nyanpla.net/wp-content/uploads/2017/06/p:レシピ.png)
- 仮組み
- ゲート処理
- ランナーからニッパーでパーツの切り離し
- 薄刃ニッパーでゲートをカット
- デザインナイフでゲート跡を整える
- #800で全体をヤスリがけ
- コンパウンド:粗目
- コンパウンド:細目
- コンパウンド:極細 NEW!!
- スミ入れ
- デカール貼り
今回は”コンパウンドでより細かく!”ということで、さらに大きな番手のコンパウンドで磨きます。
パーツ表面がさらに磨かれるのでより完成度は高まるはずです。
使うコンパウンドはこちらです。
『Mr.コンパウンド 極細/GSIクレオス』
#8000に相当する番手のコンパウンドです。
胸部
![胸部(フロント、バック)](http://nyanpla.net/wp-content/uploads/2020/05/41e:胸部(フロント、バック).jpg)
![胸部(サイド、トップ)](http://nyanpla.net/wp-content/uploads/2020/05/41f:胸部(サイド、トップ).jpg)
説明書通りに『胸部』から作っていきます。
スタンダードな構造の胸部です。
![バックパック(取り外し、スラスター)](http://nyanpla.net/wp-content/uploads/2020/05/41g:バックパック(取り外し、スラスター).jpg)
バックパックは取り外しができます。
写真右側のスラスター部分は可動させることも可能です。
頭部
![頭部(フロント、バック)](http://nyanpla.net/wp-content/uploads/2020/05/41h:頭部(フロント、バック).jpg)
![頭部(サイド、トップ)](http://nyanpla.net/wp-content/uploads/2020/05/41i:頭部(サイド、トップ).jpg)
次は『頭部』です。
アンテナに白い線が見えると思います。
これはネモのデザインなどではなく、破損した部分を直した跡です。
壊れた過程はこんな感じです。
気が付くと、アンテナ部分に白い線が入っていました。
疑問に思いながらヤスリがけをしていると、
ポキッ( ゚Д゚)!?
っと折れてしまいました。
白い線は白化したものでした。
処理中に無理な力がかかって白化させてしまったんだと思います。
折れた箇所を接着剤で直そうとしたのですが、こんな感じになってしまいました。
何とか目立たないようにと思ったのですが、無理をしてまた折れたら泣けるので補修はやめておきました。
腕部
![腕部(フロント、バック)](http://nyanpla.net/wp-content/uploads/2020/05/41j:腕部(フロント、バック).jpg)
![腕部(サイド、トップ)](http://nyanpla.net/wp-content/uploads/2020/05/41k:腕部(サイド、トップ).jpg)
『腕部』です。
腕部もスタンダードな構造でした。
![腕部(可動域、ショルダー)](http://nyanpla.net/wp-content/uploads/2020/05/41l:腕部(可動域、ショルダー).jpg)
上の写真は腕の可動域を撮ってみました。
他に肩の装甲部分にも可動域が設定されています(矢印)。
![手](http://nyanpla.net/wp-content/uploads/2020/05/41m:手.jpg)
武器の持ち手のほかに2種類の手が付属しています。
上半身
![上半身(フロント、バック)](http://nyanpla.net/wp-content/uploads/2020/05/41n:上半身(フロント、バック).jpg)
胸部、頭部、腕部と合体させて『上半身』ができあがります。
まだ上半身のみですが、各部位のバランスが取れているのでプロポーションが良さそうです。
脚部
![足部(サイド、ボトム)](http://nyanpla.net/wp-content/uploads/2020/05/41o:足部(サイド、ボトム).jpg)
![足部可動(アンクルガード、踵部)](http://nyanpla.net/wp-content/uploads/2020/05/41p:足部可動(アンクルガード、踵部).jpg)
『脚部』です。
上の写真は足の部分です。
シンプルな構造で、アンクルガードと踵の部分に可動域があります。
足の上側?緑のパーツでハマりの悪い箇所があって苦戦しました。
ダボ処理を強めにすることでなんとかハマりましたが、仮組みでばらすときは注意した方がいいかもしれません。
![脚部(フロント、バック)](http://nyanpla.net/wp-content/uploads/2020/05/41q:脚部(フロント、バック).jpg)
![脚部可動](http://nyanpla.net/wp-content/uploads/2020/05/41r:脚部可動.jpg)
結構しっかりとした脚部です。
そのせいか、膝の可動域はあまり広くありません。
足首の関節はよく動くので、それでカバーできそうな感じもします。
腰部
![腰部(フロント、バック)](http://nyanpla.net/wp-content/uploads/2020/05/41s:腰部(フロント、バック).jpg)
![腰部(サイド、可動)](http://nyanpla.net/wp-content/uploads/2020/05/41t:腰部(サイド、可動).jpg)
次は『腰部』です。
前面と側面の装甲部分は動かすことができますが、背面の装甲は固定されています。
![腰部(背面、抜刀時)](http://nyanpla.net/wp-content/uploads/2020/05/41u:腰部(背面、抜刀時).jpg)
腰部の背面には2本のビーム・サーベルを収納することができます。
ちょっとゆるめなので、ビーム・サーベルがすぐに抜けそうになるのが少し気になります。
下半身
![下半身(フロント、バック)](http://nyanpla.net/wp-content/uploads/2020/05/41v:下半身(フロント、バック).jpg)
脚部と腰部を合わせ『下半身』が完成です。
比較的どっしりとした下半身はMk-Ⅱ好みのプロポーションです。
合体
![合体(フロント、バック)](http://nyanpla.net/wp-content/uploads/2020/05/41w:合体(フロント、バック).jpg)
上半身と下半身を『合体』です。
全体的なバランスがよく、プロポーションはかなりいいのではないかと思います。
装備品
![ビーム・ライフル](http://nyanpla.net/wp-content/uploads/2020/05/41x:ビーム・ライフル.jpg)
最後の工程『装備品』です。
上の写真は『ビーム・ライフル』です。
グリップ部分を可動させることができ、専用の持ち手が付属しています。
![シールド(伸び・縮み)](http://nyanpla.net/wp-content/uploads/2020/05/41y:シールド(伸び・縮み).jpg)
こちらはネモの『シールド』です。
シールドを伸び縮みすることができます。
![ビームサーベル](http://nyanpla.net/wp-content/uploads/2020/05/41z:ビームサーベル.jpg)
最後は『ビーム・サーベル』です。
ネモはビーム・サーベルの両手持ちができるように、左右それぞれに持ち手が付属します。
完成
![完成1](http://nyanpla.net/wp-content/uploads/2020/05/41za:完成1.jpg)
![完成2](http://nyanpla.net/wp-content/uploads/2020/05/41zb:完成2.jpg)
ポーズを決めて『完成』です。
プロポーションがいいのでポーズもなかなか決まってます。
今回購入した道具
![今回購入した道具](http://nyanpla.net/wp-content/uploads/2020/02/q:今回購入した道具.png)
購入した道具を紹介します。
Mr.コンパウンド(極細)[R190]
![](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/jism/cabinet/0249/4973028335705.jpg)
- メーカー: GSIクレオス
- 定価:756円(税込)
- 購入価格:525円(税込)
フィニッシングペーパー P800番[Item No:87056]
![](https://shop.r10s.jp/hobby-online/cabinet/tamiya/etc/4950344870561.jpg)
- メーカー:タミヤ
- 定価:132円(税込)
- 購入価格:90円(税込)
あとがき
![あとがき](http://nyanpla.net/wp-content/uploads/2018/08/41zc:あとがき.jpg)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
これにて『HGUC MSA-003 ネモを作ってみたよ』はこれでおしまいです。
今回のテーマも『ゲート処理』です。
まずはおさらいします。
- ランナーからニッパーでパーツの切り離し
- 薄刃ニッパーでゲートをカット
- デザインナイフでゲート跡を整える
- #800で全体をヤスリがけ
- コンパウンド:粗目
- コンパウンド:細目
上記は前回のゲート処理の手順です。
![HGOO-GNX-Y903VW-ブレイヴ指揮官用試験機](https://nyanpla.net/wp-content/uploads/2020/05/39a.HGOO-GNX-Y903VW-ブレイヴ指揮官用試験機-320x180.jpg)
これだけでも十分満足のいく出来上がりになったのですが、今回はさらに上を目指します。
以下のように変更しました。
- ランナーからニッパーでパーツの切り離し
- 薄刃ニッパーでゲートをカット
- デザインナイフでゲート跡を整える
- #800で全体をヤスリがけ
- コンパウンド:粗目
- コンパウンド:細目
- コンパウンド:極細 NEW!!
パーツ表面をさらに磨き上げるためにコンパウンドの極細を追加しました。
#8000相当の番手で磨き上げます。
結果は・・・
輝いてる( ゚Д゚)!!
写真ではわかりにくいですが、パーツ表面にうっすらとした光沢がみえるようになりました。
さらに大きな番手で磨けばピッカピカになりそうですが、今はゲート跡が目立たない程度で十分なのでここまでにしたいと思います。
コンパウンドを3種類使って磨くのはなかなかの手間でしたが、その分手応えありでした。
ゲート処理ということであれば、ここまですれば十分だと思います。
概ね満足したのでゲート処理はここで終わりにしようかなと思ったのですが、まだ少しだけ気になるところがあるので次回はその部分をテーマにしようと思ってます。
それでは♪
完成品の写真はこちら☞
![ネモ①](https://nyanpla.net/wp-content/uploads/2018/08/42a:ネモ①-320x180.jpg)