こんにちは、Mk-Ⅱです。
現在、『スミ入れ』を強化中です。
モールドの彫り直し、スミの色の使い分けと行ってきました。
そろそろ集大成といきたいところですが、またまた思い付いたことがあるのでそれをやってみたいと思います。
では、第29弾のガンプラはこちらです!!
『HGIBO STH-20 辟邪』です!
1.超音波洗浄機を使う!
2.つや消しをする!
スペック
HGIBO STH-20 辟邪
『鉄血のオルフェンズ』に登場するMSで、『百里』・『百錬』の後継機として開発されたテスト機です。『テイワズ・フレーム』をベースにした高性能機で、高い機動性を活かした接近戦を行うことができます。
パイロットは『ラフタ・フランクランド』。
木星圏を本拠地とする強い力を持つ商業組織『テイワズ』傘下の『タービンズ』のメンバーです。
- 名称:HGIBO STH-20 辟邪
- シリーズ:HGIBO[HG IRON-BLOODED ORPHANS]
- 原作:機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
- スケール:1/144
- 発売日:2017年01月14日
- 希望小売価格:¥1,080(税込)
- 購入価格:¥?(福袋)
今年の福袋に入っていたガンプラです。
腰回りが細い鉄血のMSはあまり好みではないので、テンション下がりました。
しかし、パイロットがラフタと知るやいなや手のひら返しです( ゚Д゚)!!
劇中では、彼女の心境の変化が実によく表現されています。
そういったところから好きになったキャラクターです。
なので、あのシーンの衝撃は相当なものでした( ;∀;)
そんな思い入れのあるキャラクターが搭乗するMS。
気合が入ります( ゚Д゚)!!
パーツリスト
- Aパーツ:イロプラ(スチロール樹脂:PS)
- Bパーツ:グリーン(スチロール樹脂:PS)
- Cパーツ:ダークイエロー(スチロール樹脂:PS)
- PC-002パーツ:グレー(ポリエチレン:PE)
- シール
- 説明書
以上が、『HGIBO 辟邪』の箱の中身です。
ランナーの数は少なく、パーツもそれほど多くはなさそうです。
とはいえ、比較的新しいガンプラなのでどうのように仕上がるのか楽しみではあります。
レシピ
- 仮組み
- ゲート処理
- 薄刃ニッパー
- デザインナイフ
- ヤスリがけ:#800
- モールド彫り直し
- パーツ洗浄
- スミ入れ:流し込みタイプ
- デカール貼り
つや消し:スプレー缶
今回はお試しということでレシピを少し変えています。
コンパウンドは使用しません。
その代わり『パーツ洗浄』と『仕上げ』を行います。
以前からヤスリがけ後に出るパーツに残る細かい削りカスが気になって仕方ありませんでした。
ハケで取り除くようにしていますが、限界があります。
そこで『パーツ洗浄』のための道具を購入しました。
『超音波洗浄機/サンワサプライ』。
それからもう1点、『仕上げ』用具です。
ガンプラの製作方法に『簡単フィニッシュ』というものがあります。
組立てたガンプラのつや消しをすることで完成度を高める方法です。
簡単というだけあって使用するのはスプレー缶です。
こちらを用意しました。
『Mr.トップコート つや消し/GSIクレオス』。
今回はこれらの道具を試してみます。
胸部
説明書通りに組み立てます。
最初は『胸部』からです。
組み立てで困ったところは特にありませんでした。
比較的、新しいキットなのでパーツ同士の噛み合わせも抜群です。
頭部
次は『頭部』です。
デカールを貼るところが少し難しかったです。
顔のところにあるチラッとみえるゴールドのデカールです。
腕部
『腕部』です。
ショルダーアーマーのはめ込みがかなり固いです。
付けたり外したりを繰り返すのはあまりおすすめできません。
写真は肩の『スラスター』です。
肩回りや腕の可動域は悪くないのですが、胸部とジョイントさせると互いに干渉してしまいます。
両腕に装備している『回転ブレード』です。
写真のように収納することができ、収納時にはシールドとして使用されます。
脚部
『脚部』です。
上の写真は『足部』になります。
踵の部分を動かすことで突撃形態時へと変形させることができます。
シンプルな構造をしていますが、膝部分の可動には感心させられました。
ただ、可動範囲はほどほどです。
突撃形態時の脚部です。
脚部のスラスターをより活かせるような形態に変形します。
腰部
『腰部』です。
前面と後面は固定の装甲、側面の装甲は脚部側での組み立てになります。
写真は『背面スラスター』です。
推進力を強化するためのスラスターだと思われます。
合体
各パーツを『合体』させます。
鉄血のMS特有な腰の細さはあまり感じられません。
装備品
最後は『装備品』です。
- トビグチブレード(左)
- 100mmパヨネットライフル(右)
『トビグチブレード』は辟邪専用の武器として試作されたものです。
『110mmパヨネットライフル』は、腕部の回転ブレードを展開することで安定性を強化してあります。銃身の下側にはブレードが備わっているため、接近戦も可能な武器です。
写真のように、どちらの装備も背面に装着できるようになっています。
完成
そして、辟邪の『完成』です。
鉄血特有の線の細さはやっぱり気になりますが、思っていたほどではありませんでした。
ショルダーアーマーが干渉するところが気になりますが、それ以外は特に問題ありません。
今回購入した道具
購入した道具を紹介します。
超音波洗浄機[200-CD037]
- メーカー:サンワサプライ
- 定価:オープン価格
- 購入価格:6,480円(税込)
トップコート(水性スプレー) つや消し[B503]
- メーカー:GSIクレオス
- 定価:550円(税込)
- 購入価格:385円(税込)
タミヤ マスキングテープ 6mm[マスキング No.30]
- メーカー:タミヤ
- 定価:275円(税込)
- 購入価格:193円(税込)
あとがき
最後まで読んで頂きありがとうございました。
これにて『HGIBO STH-20 辟邪を作ってみたよ』はこれでおしまいです。
今回は下記のダブルテーマでガンプラを作る予定でした。
- 超音波洗浄機を使う!
- つや消しをする!
しかし、つや消しの方は訳あって断念することにしました。
つや消しを行うには以下の条件が必要です。
”天気がいい” = 湿度が低い
これはコート剤をパーツの定着させるために必要ということのようです。
このような条件がありましたが、今回はお休みとお天道様のタイミングが合いませんでした。このタイミングを待つ間に次のガンプラを組んでいたら、つや消しをする機会をなんとなく逃してしまいました。
スプレー缶を使用するのはハードルが高いですが、一度は『簡単フィニッシュ』にチャレンジしたいと思います。
というわけで、もう1つのテーマに”超音波洗浄機を使う!”にスポットを当てます。
これまでパーツ洗浄をしたことがありませんでした。
ヤスリの削りカスやコンパウンドの残りカスを百均で購入したハケで簡単にお掃除するのみです。
しかし、丁寧に掃除をしたつもりでも、写真撮影をして確認すると
粉がかなり残ってます( ゚Д゚)!!
そんな状況を改善するべく思い付いたのが『超音波洗浄機』です。
レビューを読んでいると、奥まったところにある汚れもきれいに取れて、時間の短縮にもなるとのこと。
これは購入する価値がありそうです( ゚Д゚)!!
超音波洗浄機といっても色々な種類が販売されていますが、選んだのはこちらです。
『超音波洗浄機/サンワサプライ』です。
こちらを選んだ理由は”お手入れのしやすさ”です。
上の写真のように、洗浄槽の取り外しができるというところが決め手となりました。
パーツ洗浄では必ず水を使います。
洗浄槽が分離できた方が後片付けの手間が圧倒的に少なくなります。
手入れにだけでなく、使い方も非常に簡単です。
まず、洗浄増に水とパーツを入れます。
パーツ内に空気があまり残らないように、パーツを水中でかき混ぜておくのがコツです。
それからパーツの入れ過ぎにも注意にゃ!
タイマーをセットしてスイッチを入れます。
水中を伝わる超音波の振動により汚れが浮き出てパーツが洗浄されます。
終了後はパーツを取り出し、水気を切って乾かします。
水切りかごも付属しているので便利です。
以上のように、取扱いも使用法も簡単で、水洗いよりもきれいに洗浄できます。
このように非常に便利な超音波洗浄機なのですが、1つだけ気になることがあります。
たくさんのパーツを同時に洗うため、磨いたパーツに傷は付かないのか?
簡単フィニッシュに挑戦しようとしたのも、コンパウンドを使用しなかったのも、これが気になったからです。
簡単フィニッシュで仕上げ処理するならば、それほど磨く必要はありません。
コンパウンドで磨いてもパーツに傷をつけてしまったら台無しです。
超音波洗浄機はどのタイミングで使用したらよいのか?
今後も検討を重ねたいと思います。
今回はここまでです。
完成品の写真はこちら☞